maminismさんからの寄稿です。
春の陽気。受験シーズン。
いい天気。
ぽかぽか陽気。
もうすぐ春だなー。
電車に乗ると、高校生がたくさん。
話題は受験。あっちでも、こっちでも。
そんな時期なんだなー。
大人になってから気づいたこと。
それは、高校時代、将来なりたいものが決まっていて、その夢に向かって頑張っていた子が、みんな、大人になって、ちゃんとその夢を叶えていたこと。
なんだか羨ましかった。
やりたいこと、なりたいものがしっかりあるって、すごい強みだな。と思った。
やり続けるって、大事だな。と思った。
でも一方で、特にやりたいことがなくても、普通に大学に行って、普通に就職して、結婚して。。。っていう友達も多くいて、
やりたいことにこだわりすぎないのも、一つの強みだな。と思った。
ごく普通の生活があるって、幸せだと思う。
私は失敗するのが怖くて、自分のやりたいことを後回しにして生きてきたので、周りの人がとても羨ましく見えがち。
本当に自分がやりたいことに向き合えるようになるのに、10年かかってしまった。
10年かかった分、良いこともたくさんあるけど。
高校生が自分で進路を決めるのは大変だろうな。
進むのは未知の世界だから、何を頼りにその道を決めたらいいのか、よくわからないことも多いだろう。
学校の特徴の違いも、通ってみないと実際のところわからないだろう。
私自身、自分の進路選択が、自分にとって正しいのか、正しくないのか、わからなくてとても困った。
進路に正しいも間違いもないんだけど、自分が望んでいることを教えてくれる場である、という確証がなかなか得られなかった。後悔したくないなーと思いながら決めた気がする。
当時の私にとったら、ものすごく大きな選択を迫られているような感じだった。
高校生には、ぜひ、その時、その時の自分と向き合って、自分の為に選択してほしいな。
その選択が、その後の人生を面白く変化させてくれるはずだから、
先にも後にも、前向きな選択であってほしいな。