maminismさんからの寄稿です。
パースを描く
パースとは、透視図法のこと。
手描きパースの描き方を、大学の授業で習ってきました。
私は、
パースを意識して絵を描くと、わけがわからなくなり、絵自体が描けなくなってしまう。
という問題を抱えていたので、それを克服したくてえらんだ授業です。
結果から言うと、えらんで良かった!
先生いわく、
パースと絵は別物。
パースは図面で、パースが上手くてもいい絵が描けるわけではない。
パースが正確でなくても、自分の描きたいものを突き詰めれば、良い絵は描ける。
そして、自分の描きたいもの、表現したいものを、より他者にわかりやすく、あるいは、自分の描きたいものにより近づけるために、パースを利用する。
パースを効果的に使用することで、表現の幅が広がる。
そのようなことを学びました。
なぜ、私がパースを使うと絵が描けなかったのか。
それは、パースを意識しすぎるあまり、絵ではなく、図面を描いてしまっていたから。だから絵を描こうとすると、図面と絵がごちゃまぜになり、脳が混乱してしまっていたから。
先生の話を聴いて、
絵を描く、というスタンスをベースに持ってきて、パースは補助的な用い方をすればいいのかな、と理解しました。
描き方はわかったものの、使いこなせるようになるには、これから。
がんばろ。