ジャグラーは目の前の数字よりも根拠とは、あのガリぞうさんの言葉です。
角台のマイジャグラー4で1000枚出したおじいが、帰る時に若者に台を譲っていた。若者は、「いいんですかぁ！？」という感じで、勝って上機嫌なおじいは、クレジット内のメダルをプレゼントしてた。
おじいが帰った後、そのマイジャグラー4は1000枚凹んでた。何をプレゼントしとんねん。だけど、ジャグラーって、そういう台。
ちなみに、その台の最終データは、BR合算は1/151のビッグより。合算だけで見れば、設定2か3くらい。だったら、角台にそんな設定が使われたかは考えるべきで、打つ前に察することが、負けを減らせる。
ちなみに、おじいが若者に爆弾をプレゼントしたのは、日曜日である。
金曜日に設定を甘くして、土日に回収する。
パチンコ屋の設定傾向の一つとして、金曜日に出して、土日に回収というモノがある。土日は、客が集まるから。そこで、6/26（金）からの金・土・日のジャグラーデータを見てみる。
金曜日は、マイジャグラー全16台に対して、約4万Gで合算は1/145。土曜日は、約6万Gで1/155。日曜日は約5万5000Gで、1/157。徐々に悪くなってます。
もちろん、土日は低設定台の稼働も増えるから、合算が悪くなるという傾向はありますが、金・土・日の傾向を見ると、こんな感じの数字が並びます。
あと、露骨に金曜日の当り台が、土日にマイナス台になっているので、確実に設定のサゲは行われてます。
出ている台は出ているし、客の多さは熱気になる。
稼働数や、客数の多さによる熱気はたしかに存在して、冒頭に書いた、おじいと若者の台の譲渡などがその例でしょう。私は、1000枚出てても、レギュラーボーナスがついてきてない台は、まず打ちません。
しかし、ドル箱二箱というのは「勝てる台」という圧倒的なインパクトがあります。結果、その台は（多分、途中で人は変わってますが）、1000枚凹んでました。合算や雰囲気だけで飛びつくと、2万円くらい負けます。
ジャグラーは1000枚出て、1000枚吸う台。
ジャグラーの多くは、設定に関係なく1G連専用の演出（軍艦マーチ）が搭載されてます。マイジャグラーの設定1のビッグボーナスの確率は1/287.4です。
レギュラーボーナス後に1G連でビッグボーナスをひけば、結果としてプラス400枚くらい。ビッグボーナス後のビッグボーナスをひけば600枚。
1G連用の演出が搭載されているってことは、瞬間的にプラス600枚くらいに達することを、開発者が想定しているってことです。
そんな感じで、瞬間的に1000枚くらいプラスになる時もあるし、1000枚凹む時もあります。これらは、確率感覚による部分もありますが、低設定でも1000枚くらい出る台と覚えておいた方が良いと思います。
出てたら飛びつく人もいますし、逆に凹んでいる台に吸い込まれてく人もいますし、それぞれの確率感覚というのは面白いです。
仮に土日に合算の良い台を見かけたら、根拠を考えるべき。
私は、木・金のBR合算などを見て、土日の全体の設定を推測してます。本当は、ジャグラー以外のデータや、系列店の雰囲気も調べる必要あるかもしれません。（ベタピン据え置きの）ミリオンゴッド凱旋が1万枚とか出た翌日は、他のパチスロの設定配分にも影響するのか？など。
逆に、木・金に回収されていると思ったら、その土日は設定を甘くするかもしれません。また店側が設定を使っていたも、高設定台が埋もれた結果、想定外の回収になる可能性もあります。
そういうイレギュラーも起こり得るのも踏まえて、日々のデータを眺める必要があります。どんな設定でも誤爆がありえます。店側は「出す」意思がない時にパチスロを打つと、やはり、負ける確率も高くなると思います。
ちなみに。
ジャグラーシリーズのコイン単価は、2.3円とかそんなのです。どういう設定配分で2.3円になるのかは分かりませんが、全体で5万Gまわったなら、店側は11万5000円くらい利益になっているわけです。
枚数で言えば、5750枚くらい。勝って帰る人、負けて帰る人を合計した金額ですが、案外、少ない金額だなと思えます。あくまで、ジャグラー1コーナーでの話ですが。
おしまい。
最後に、ジャグラーは目の前の数字よりも根拠。これを肝に銘じると、負ける確率は減らします。なぜなら「今日は飛び込むべき」という日の方が少ないから。
あえて、ガリぞうさんの言葉についになる言葉を考えるなら、「ハイエナは目の前の数字」です。店の設定傾向とか関係なしに、期待値は発生しますから、飛び込むべきは全部です。
実際は、機種の特性などもありますし、20スロの場合はより、慎重に立ち回りますが。
よしなに。
