今日のひとこと
毎日ジャンプ漫画を振り返る日記なのですが、今回の作品は広く知られて欲しい作品なので、拡散希望としておきます。いじめ問題はタイムリーな話題じゃあないですが、タイムリーでも困りますが、この作品は現代でも十分に通用することが、多く描かれてます。元気やでっ(山本純二×土屋守×次原隆二)全1巻最終回。
1995年14号から1995年24号の連載。全1巻。ジャンプでは異例の『いじめ問題』を取り扱ったマンガです。
以下は、作品が始まった経緯です。Wikipediaからの引用です。
この作品が連載される前年の1994年に、愛知県西尾市で中学生が同級生によるいじめを苦に自殺するという事件が発生し、その後もいじめを苦にした自殺が相次いだことから、学校におけるいじめ問題が再び社会問題(教育問題)となった。この事態を重く見た『週刊少年ジャンプ』は、いじめ問題についての問題提起を行うべく、この『元気やでっ』の連載を開始した。
元気やでっ - Wikipedia
当時のことは、この事件のことはあまり覚えてないのですが、私の人生では「いじめで人が死ぬ」ということを初めて知った時だったと思います。2015年現在のジャンプは、社会問題を取り扱うポテンシャルはないと思いますが、当時の編集部は、何かしないといけない…と思ったのでしょう。
感想や思い出。
コミックスは持ってませんが、ジャンプ部屋に全話あるので、2012年頃に読み返してました。滋賀県の大津市の事件を踏まえてです。以下は、FC2ブログで書いていた記事。おそらく、これからの人生で、以下の記事をほど長い記事は書かないと思います。
いじめには、被害者・加害者・傍観者という立場があると思いますが、これまでの人生で、全部、経験していると思います。
「元気やでっ」を滋賀県大津市いじめ暴行・自殺事件を踏まえて読み返しました(ジャンプに1995年に連載された漫画です)。
かなり長い記事なので、大事なことを思い出して、抽出すると…。
- つらい時があった時に日記を書くことは精神を防御する。
- 作品内では正義の存在として描かれた教育委員会が滋賀県の事件の時は、隠蔽する側になっていた。
そんな感じです。もう3年前ですが、最終的に教育長がネットで怒りに満ちた若者にハンマーで殴られるという最悪なことになってました。また、10年以内に似たことが起きるのかも知れません。
作品内で描かれるいじめよりも、現実の方が凶暴になっていますが、多くの人に読んで欲しい作品です。Jコミなどであれば、紹介したかったのですが、どうやらないみたいです。