地球の子(神海英雄)。
実は連載作品多数。荒木飛呂彦先生の元アシスタントで、局所的に人気の高い神海英雄先生の新連載でした。第1話が超絶ネットでバズってましたけど、残念ながら、短期終了でした。
主人公初回結婚。
ジャンプ漫画でラブコメ漫画は多々ありますが、初回で結婚した漫画と言えば、他には「サムライうさぎ」ぐらいしか思い浮かびません。
2007年14号から2008年33号の連載。全8巻は、そこそこなのですが、明らかに後半のバトル展開とラスボス倒さないで終了ってのは、打ち切りだったのでしょう。福島鉄平先生は、その後、少年ジャンプでは読切は発表されてますが、連載はされていません。
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初回で結婚は唯一じゃあないですが、そこからの超展開がスゴかったです。
1話「君は地球、僕は月」
主人公は、変なマスクの女に生命を助けられた。しかし、記憶消去アプリで記憶を消される。助けられたことは、思い出せない。しかし、変なマスクの女の人ことだけは覚えている。そんな中、街の中で出会ったのは…!?
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打ち切りムダ話皆無全ツッパ漫画。
全27話の全3巻でした。早い段階で終了が決まったのか、とにかく用意したことを全部やるという気概で突っ走った感じがありました。
コマが大きくなってお茶を濁したり、そういうこともなくて、むしろ、コマは細かくなり、セリフも詰めつ目だったように思えます。
果たして、当初予定されていた内容が全て描かれたかは分かりませんが、超展開に継ぐ超展開でした。
ジャンププラスならもっと続いたかも。
ジャンププラスの良さは、無料で読める読者が多いという部分。本誌購入派と、ジャンプラ無料派の読者数の違いは分かりませんが、ジャンプラなら、もっと多くの人に読まれた人が多かったのでは?と思える作品は多いです。
特に、最終回付近のインフレにつぐインフレ、『地球の子』というタイトルが超絶回収されていく様子ってのは、本当にすごかったです。
全3巻と短くても、ちゃんと終わらせるのは、沢山の作品を生み出したからの技であり、今後、電子書籍が当たり前になっていく未来において、可能性を繋いだと思えます。
全27話で、超スペクタクルな物語を読みたいならば、ナイスな作品の一つじゃあないでしょうか。
最終回の感想。
27話「佐和田令助の使命の日」
最終回です。地球会議から数年。佐和田家は世界平和のために活動を続けていた。小学校の卒業式だけど、マモルは使命のために出席できない。アルベールは卒業祝に来日していたが、WastE.にも組織の変革が起きようとしていた。
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