定期的に「打ち切り」を出すJUMPのシステムは不完全だ。
ソウルキャッチャーズ-SOUL CATCHER(S)(神海英雄)2013年開始!
2013年24号から2014年31号の連載の後、増刊の『NEXT!!』に移籍、そしていまはジャンプ+。移籍の後に、本誌で打ち切り連載出まくっているし…なんのための移籍だったのやら。ジャンプのシステムは難しい。
新連載の感想。
ライトウイングでお馴染みの、神海英雄先生の新連載です。前作がサッカーで、今回は吹奏楽?という感じですが、過去の読切の作者紹介を読んでいると、好きなモノの欄に音楽関係のことも書かれていたように思えます。
ソウルキャッチャーズ(神海英雄)がジョジョ的で面白い!時坂響が情緒不安定…ネタバレ注意!ジャンプ感想24号2013年1-1
思い出すと、第1話の構成は、とても上手くできていた。重要人物が、ちょいちょい出ている感じ。
初期のややこしい部員達が懐かしい。
妹の共感覚の覚醒のシーンは、泣けた。
クロノトリガーのBGMからのタイトルなんだろうなあ。私も好きな曲。
バンド対決も熱かった。
金管のアンチ組との対決が、週刊でのクライマックスだったなー。
桜の音編の完結は、NEXTになってからだったけど、以下の話は、かなり泣いた。
再生ボタンを押した後に、どのような心の変化があるか分からんですが、私は涙が止まらん結果に。多分、作画かネームの時に、神海先生、聞きながらだったのじゃないか…と想像。絵と曲が異常にマッチする瞬間があります。
BELIEVE-ビリーブ(杉本竜一)ソウルキャッチャーズ53話ネタバレ注意!泣いた…2つの優しさと吐露の涙と…ジャンプ感想28号2014年17
音楽が題材のマンガだから、作中の曲をYouTubeで聞きながら読むと、臨場感がすごいです。
NEXTに移籍!JUMP+に移籍!
ぶっちゃけ、年6回しか発売されないNEXTの連載は無理があったんでしょうねえ。ジャンプ+に移ってから、どれくらい読まれて、コミックスがどれくらい売れているかは分からんですが、頑張って欲しいところ。
感想や思い出。
共感覚という能力者バトルマンガです。音の味を感じるとか、人の心が読めるとか…。吹奏楽部のマンガなので、最初は部員の間の軋轢とか、心の問題を解決するなどのシリーズ。
密度が濃い上に、キャラクターの心情の現代性、そしてそれを救うのは多くの読者を勇気づけたのじゃないか?と思います。
また、同時に演奏してバトルする訳じゃあないので、前の演奏による印象がスタンドのように現れて、客席の支持率を奪い合う展開など、エンターテイメント性の高い表現も面白いです。
あとは、初期にスティール・ボール・ランっぽい演出とかありまくったのは、ジョジョの系譜を隠さない覚悟があったのじゃないか?と勝手に想像してました。
読切版の感想。
掴め、心を!!揺さぶれ、魂を!!奇才が描く吹奏楽グラフィティー読切49ページ!!!ということで、お久しぶり『ライトウイング』の神海英雄先生の新作読切です。前作からのイメージはどう変わったのか?というのと、予告カットから『吹奏楽』が題材…というのは分かっておりましたが、果たして…。
SOUL CATCHER[S]-ソウルキャッチャーズ-(神海英雄)は吹奏楽バトル的だと思った!ジャンプネクスト!2012AUTUMN(秋)感想5ネタバレ注意!