あかね噺(馬上鷹将:作画×末永裕樹:原作)。
同じタッグで、「タタラシドー」なる漫才の読切がありました。連載になったら落語漫画でした。そして、ジャンプ漫画の歴史において、落語を題材にした漫画は、初なのじゃないでしょうか。
落語漫画で大人気!
野球漫画は新連載の鬼門です。それは、打ち切りも含めて野球漫画が多いから。しかし、落語漫画は前例がなさすぎる。その落語漫画で、巻頭カラーにもよくなる大人気作品です。今後、次の落語漫画が出るかと言えば、令和の間は出ないのじゃないか?と思えます。
漫画が人気になって、落語人気も加熱したら良いですね。
第一話からずっと面白い。
人気漫画の特徴ですが、第1話がぶっちぎりで面白い!という部分にあります。こんな1話読んだことない!と。
- 主人公が落語をする理由。
- 倒すべき相手。
- 目指す目標。
これらが全てが実現される、衝撃的エピソードでした。そして、昨今のトレンドである「応援したくなる主人公」にも、繋がっておりました。
1話「あの日」
東京は下町、らくご喫茶から物語は始まる。父親は、いまいちな落語家。娘は小学生。クラスでの揉め事を落語仕立てで話す娘。父親がヒモだと馬鹿にされたのが、ことの発端だったが…!?
あかね噺1話「あの日」(末永裕樹×馬上鷹将)感想『落語マンガ新連載と理不尽』あらすじ+2話予想・ジャンプ感想11号2022年【ネタバレ注意】
【WJ11号】あかね噺1話「あの日」(末永裕樹×馬上鷹将)落語家マンガがはじまったゾ【ジャンプ感想100万円野郎2022年】マイビデオ - YouTube
芸能漫画でアクタージュ枠を完全に埋めた。
私は、禊が済んだ頃に、アクタージュは連載再開すると信じてましたけど、芸能に関する漫画が始まったので、もう、アクタージュの復活は潰えた…と思えました。そうじゃなくても、可能性はなかったのかもしれません。
最終回の予想(感想)。
主人公の目標は、真打ちになることです。そして、父親の落語の才能を世に知らしめることでした。
しかし、落語家を続ける中で、自分が抱いていた父親への羨望、憧れのようなものが、徐々に冷静な目線で分析されるようになってきました。
第一話で目標となった部分は、半分くらい回収されてきているので、どのように最終回するのか、予想しにくいです。
作品内には、漫才読切の主人公だったタタラシドーがいるみたいなので、落語でR-1グランプリに優勝を目指す…とか考えましたけど、チープかもしれません。
父親が落語家として復帰するとか、様々な予想ができますけど、主人公が真打ちになる以外の予想は難しいです。
なんだったら、真打ちになってからも続く可能性があるので、人気がある間は、主人公の人生ってのが描かれる可能性もありそうですね。
ラストシーンは、お婆ちゃんになってる可能性もあるでしょう。