今日のひとこと
ああ、青春の中二病。封神演義(藤崎竜)全23巻最終回。
1996年28号から2000年47号の連載です。当時の連載の中では、数少ないヒット作でしょう。まあ、打ち切りが多すぎる…ってのもありますが…。
最終回シリーズは、すごかったですね。妲己とか女禍とか伏犠とか言ってて、宇宙規模になってくのが…。
特に、私は原作小説(日本語訳)を読んでいたので、妲己の扱いの良さは、びっくりしたように思います。
感想や思い出。
この作品に感化されて、図書館で『封神演義』を借りました。儒教とか、道教とか…。三国志演義や、水滸伝は日本に伝わっているけど、封神演義はイマイチなのは、道教の話だから、なんとかかんとか…。
あと、西遊記と世界観が繋がっているから、ナタクは孫悟空と後に戦ったりするんですよね。あと、インドからやってくる仙人は、ゲームバランス壊れるほど強い。
(この辺りは小説の感想)
アニメ化、ゲーム化もしてますが…現在ほどメディアミックス戦略が整ってなかった印象があって、現在に同程度の作品があれば、もっと売れたんじゃないかな?と思いました。
電気羊など。
はてなで書かれていた以下の考察記事が興味深かったです。
王奕のシャツに描かれたパロディに込められた意図の考察 「封神演義」考察 - アニメな日々、漫画な月日
…読んでいた当時は、全く基礎知識が足りなかったけど、少年よりも知識が多かった当時の大人読者は、ばっきばきにハマったりしてたのじゃないかな…。