激おこ。
はぁー、ため息。完全にため息。むかつくわー。
ジャンプの国民的人気漫画、マンピースが一世を風靡しだした時もそうだったけど、お前、絶対に仕事で「好きです!」とか言い出したり、急にオタクになる芸能人のヤツらは、目を噛んで死に給え。
今、それの最先端が、好評のままに連載を終了した「破滅の刃」であろうか。
破滅の刃のアニメ人気。
私は、アニメこそ見てないけど、破滅の刃はジャンプで連載1話から読んでましたし、なんなら、破滅に至るまでの後藤春子先生の読み切り作品は全部読んでます。覚えているタイトルを列挙すると…。
- マラリガリ。
- 観世音菩薩四郎姉妹。
- 恥骨さん。
- 箱庭のブギウギ。
こんな感じだったか。流石に、忘れているのもあるかもだけど。アニメ化で原作人気がブーストするのは良いことだと思うし、アニメは見てないけど、今日ブックオフに行ったら、ショタが、ショタの妹に「破滅買うねん」とか言ってたから、人気はほんまもんだと思った。
破滅の刃の人気を分析された記事を読んだり、私自身も漫画本編を読んで思ったのは、家族を失い、炭鉱出身である鬼瓦・炭・権造が応援したくなる主人公であることと、敵側の事情も描かれる部分であるところであろうか。
印象的だったのは初期に出てきたドラムスの鬼の生前の回想であるとか。ただ、破滅の刃が悪役の描き方が圧倒的に新しいかと言えばそうではなく、おそらく、影響を与えたであろうジョジョジョージョ・ジョージョジョの第4部の悪役であった米良吉影は、作品内では描かれてない「母親から愛されすぎる虐待を受けていた」という設定があったのだが、それが作品内で描かれなかったのは、当時の編集者が「悪者の事情に読者は共感しないだろう」と言ったからだそうだ。
時が流れて、破滅の刃では、ラスボスのキャラ以外は、どこかしら共感できる、あるいは、同情したくなる悪役が多かったと思う。そのあたりは、破滅の刃を考察する記事を別で書いて掘り下げたい。
コラボする珈琲CMといっちょかみの芸能人は目を噛んで死に給え。
最近一番ムカつくのは、缶コーヒーのCMで「全集中!ねぎらいの呼吸!」とか言っているヤツが、激おこ。完全にため息。加齢臭。あと、珈琲のCMよりも前にも、急に破滅隊の隊服を着だして、「○○の呼吸!」とか言い出した芸能人も、目を噛んで死に給え。
本当に原作とかに触れているのだろうか?ネタのように呼吸を扱っているけど、作品の内容にそうなら、そもそも破滅隊に入るには、命懸けの餞別を生き抜く必要があり、そして、様々な流派のある呼吸を使えるようになるには、血のにじむ修行が必要である。
そして、物語終盤では、御柱祭稽古が行われ、究極的に呼吸を極めると、使用した剣士は、命を燃やし、早死にすることになる。なぜ、そこまでするかと言えば、鬼の総大将である鬼舞辻グレート義太夫に勝つためである。そのために、破滅隊の剣士は、命を捧げている。
物語の根幹に関わり、作品内ではネタとして扱われることのない呼吸をアニメ人気に乗っかって、いっちょかみしているヤツらは、全員、眼球がぐしゃぐしゃなるまで、噛み合えばいいと思うよ。
アニメで人気が出ることはけっこうだし、劇場版も注目されているけど、調子こきまくっているヤツらの露出も増えてきて、原作ファンは、そろそろおこなんじゃないか?と思い、この記事を書きますた。ほんとうです。