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2019年6月頃の週刊少年ジャンプの新連載不作感が悶絶急。

不作感。

週刊少年ジャンプの健全な状態は、200話くらい超えた作品が、新進気鋭の新連載がぶりぶりとのし上がり、20巻ごえぐらいの作品が終了していくような状態。めだかボックスとか、べるぜバブとか、ぬらりひょんの孫とか。

逆に不健全な状態は、新連載と新連載がぶつかって、新連載が打ち切りで終わるのが連続していく状態。具体的な数で言うと、4から6作品ぐらい「すぐ終わりそう」という状態。新しく苗植えても育たない。これを不作と心の中で思っている。不作感。

以下から、2019年WJ28号の掲載順で連載作品に関して思うことを書いてみて、不作の具合を感じてみようかと思う。

以下から、WJ29号の掲載作品を掲載順で。

ワンピース-ONE PIECE第945話(尾田栄一郎)

ぶっちぎりの人気作品。少し前までは、銀魂、BLEACH、NARUTOなども同時に掲載されてた頃を考えると、WJのコミックスの売上を一人で背負っているのじゃないだろうか。

約束のネバーランド137話(白井カイウ×出水ぽすか)

最近の新連載の中で人気作品。アニメ化もされている。現時点で最終章に突入しているから、人気があるけど、終了も見えている作品。どこまで伸びるかは分からないけど。

鬼滅の刃161話(吾峠呼世晴)

人気作品。アニメ化もしている。最終章という表記はされてないけど、鬼の速度で伏線が回収されている。今やってるシリーズで最終回したりして。

サムライ8八丸伝5話(岸本斉史×大久保彰)

次のNARUTOのポジションを狙っていると思う。面白いと思うけど、NARUTOが連載開始した頃とは時代が違うから、打ち切りもありえると思う。

ブラッククローバー・ページ208(田畠裕基)

新井浩文氏がモデルになったキャラは、まだ生きてます。クライマックス感あるけど、物語の中にある4つの大国のうち、まだ、2つしか出てません。

ドクターストーン-Dr.STONE108話(稲垣理一郎×Boichi)

アニメ化もしているし、人気作品。面白い。300話くらい続くのじゃないかと思う。人気が落ちる要素がない。

ビーストチルドレン3話(寺坂研人)

新連載のラグビー漫画。ハイキュー!!をお手本にしているように思えるけど、人気作品になる気はしない。なぜなら、ハイキュー!!が連載中だから。

ぼくたちは勉強ができない114話(筒井大志)

受験&ラブコメ漫画。人気作品だけど、作品内が冬を迎えて、センター試験の話題が出ているから、そろそろ最終回に向かうはず。ヒロインのロングエピソードが出だしている。

トーキョー忍スクワッド2話(田中勇輝×松浦健人)

新連載の近未来漫画。僕アカっぽい雰囲気を感じるけど、人気作品になる気はしない。なぜなら、僕アカが連載中だから…という理由よりは、主人公たちを応援しよう!という気持ちがわかない。

ハイスペック主人公が磁力の忍術で闘って、かっちょいいと思うけど、それ以上の感情がわかない。近年のジャンプでは、キャラへの共感が大事。

アクタージュ・act-age68話(マツキタツヤ×宇佐崎しろ)

最近の新連載の中で人気作品。演劇や映画、芸能を題材にしているので、演劇やっている私は、はっとさせられます。最終シリーズは、女主人公が、男主人公の映画に出てラストだろうから、そこまでは、いくらでも伸ばせる。

銀河鉄道の夜編が、面白すぎて、作品内自分ハードルができている。

ふたりの太星4話(福田健太郎)

新連載の将棋漫画。主人公が二重人格だったり、やべーヤツが沢山でてきて、毎回、ガソリンを投入するような極端な展開が続いているけど、すぐ終わると思う。デビリーマン、シニギワなどが好きだったから、応援はしたいけど。将棋は、無理やで。Jでわ。

僕のヒーローアカデミア№231(堀越耕平)

まだまだ終わらない感じもあるけど、連載も長くなってきたから、かなり混み合った話になってきている。最近は、主人公が全然でてきません。人間が人間を殺す、今のジャンプでは珍しい作品。

火ノ丸相撲第244番(川田)

相撲漫画。一応、最終章に入ってたはずだけど、潮VS草薙は描くのじゃないかと思う。面白いし、まだ続く。

呪術廻戦62話(芥見下々)

最近の新連載の中で人気作品。BLEACHとハンターハンターの良い部分が魔合体している雰囲気ある。ぶっちぎりの人気とは言えなくて、読者を選ぶ漫画だと思うけど、この作品に勝ちうる新連載が長いこと出ていない。

チェンソーマン25話(藤本タツキ)

人気もあると思うけど、突然終わるのじゃないかとも思える。ファイアパンチを読んでおけば…と思った。25話にして、超展開が連続している。

ゆらぎ荘の幽奈さん162話(ミウラタダヒロ)

お色気漫画。なのだけど、作中の妖怪の関係性とか、術の設定などが以上に凝っている。コミックスなどが、どれくらい売れているかは分からないけど、幽霊ヒロインの正体が分かってからも、まだ続いているから、しばらく続くのじゃないか?と思う・

食戟のソーマ314話(附田祐斗×佐伯俊)

次週最終回。

  1. インフレ展開が続く。
  2. それにともなって掲載位置が下がる。
  3. そして、最終回。

こんな感じの、とてもWJらしい最終回を迎える。ジャンプギガとか、ジャンププラスで番外編とかが続く可能性ある。

ハイキュー!!第352話(古舘春一)

人気作品のはずだけど、急に掲載位置が下がったのと、作者が「連載が終わったら」とか作者コメンツで言い出した。なんというか、バレーボール漫画だから試合が多くなるし、大会になると、一つの試合が数ヶ月続くのは、読んでてしんどくなってきた。

飯食ったりしている話のが、好きな私。

神緒ゆいは髪を結い13話(椎橋寛)

ぬらりひょんの孫、イリーガルレアに続いての新連載。多分、そろそろ終わりそう。おそらく、ほとんどのWJ漫画が設定が凝っていたり、重い部分があったりするのに対して、連載初期は、とにかく内容がない、ふわっふわの軽い話が多かった。悪い意味ではなくて、読んだ後に何も残らない感じがあった。

ちなみに、西遊記の孫悟空の頭についている輪っかが出てきたり、西遊記に関わる要素がある。同時期に始まったのは「最後の西遊記」。なぜ、題材がかぶったのか…。

最後の西遊記14話(野々上大ニ郎)

無刀ブラックの野々上先生の新連載。西遊記と芥川龍之介などの要素がふんだんに入った物語。連載1話目が鬼のように暗い話だったのが印象的だった。

俺は好きなんだけど、人気がでなかったのか、最後の掲載位置に。ぶっちゃけ、他の新連載よりも好きなんだけど、サバイバルする前に終了話数が決まってそう。

不作感。

以下は、最近の新連載を抜き出し。今週の掲載順。

  1. サムライ8八丸伝(岸本斉史×大久保彰)
  2. ビーストチルドレン(寺坂研人)
  3. トーキョー忍スクワッド(田中勇輝×松浦健人)
  4. ふたりの太星(福田健太郎)
  5. 神緒ゆいは髪を結い(椎橋寛)
  6. 最後の西遊記(野々上大ニ郎)

この6作品。どれも続きそうにないし、「髪結い」と「西遊記」は、もう終わりが決まってそう。

岸本斉史先生が原作のサムライ8が、一番続きそうだけど…「こりゃ絶対に人気ある!」とは、思えない感じあります。