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ジャンププラス「幼稚園WARS」は命の価値にムラがありすぎる思っていたが、作者の人生がぶっ飛んでた模様。

ジャンププラス「幼稚園WARS」は命の価値にムラがありすぎる思っていた。

人間の命が雑に扱われることが、作品の面白さを損なうことじゃあないと思う。チェンソーマンも、鬼滅の刃も、モブキャラとかは、めちゃくちゃ死んでいる。この2作品と比較するのは、コクかもしれないけど。こくまろ。

連載初期にギャグ的にイケメン暗殺者が殺害されたから、最近のシリアス展開には、特に感動することがない。

幼稚園に園児の命を狙う殺し屋がやってきて、保育士が撃退する。保育士も元殺し屋とかだったりするんだけど、相手がイケメン暗殺者だったりして、主人公の女性保育士がキュンとなる。

キュンとなるけど、ラーメンの好みとか、ラーメンの麺、スープ、チャーシューなどの食べる順番が、自分とは違うという理由で、瞬間的に殺害するというギャグが多用されていた。

一方で、最近の展開では、暗い過去がありそうなキャラはなかなか死なないし、なんなら主人公と和解して、幼稚園で働くことになったりする。

ラーメンが原因で死んだイケメンにも、殺し屋に身をやつす理由があったんじゃないか?とか、その時々に思ってしまう。まあ、そういうのがないから、ギャグ的に死んでいくのだろうけど、「読者に訴えかける過去がないからすぐ死ぬ」というのは、後のシリアス展開の面白さを阻害しているようにならない。

命を雑に扱うなら、もっと徹底してほしい。

死んでギャグになるキャラが一方で、死にそうにないキャラは死なない。ベタな手法としては、悲しい過去を描いた上で、結局、分かりあえず死ぬってのもあるかもしれないけど、それでもラーメン死と同じラインだ。

例えば、園児が雑に死んでいって、ようやく初期のギャグ死に展開と折り合うと思う。チェンソーマンは、「こいつは死なないだろ」と思えるキャラが、バンバン死んでいた。それでもコントロールされているのだろうけど、チェンソーマンの世界なら、ラーメンの好みの違いで死ぬキャラが出ても、受け入れられると思う。

すべてのキャラに人生があることを描いた鬼滅の刃。

まあ、比較する作品が違うと思うけど、鬼滅の刃が支持された理由の一つに、モブキャラの一人までも死を雑に描かないという部分であろう。もろちん、声を発することもなく死んでいったキャラもいるけど、作品全体が敵も味方も、命を丁寧に描こうとする下地ができていると思う。

十把一絡げに描かれそうなモブの隊士達も、主人公らと思いを共にして、散っていく。まあ、ここまで書いて幼稚園のヤツとは、比較するのが間違っていると気づいた。

作者の人生がぶっ飛んでた模様。

こちら。

togetter.com

なかなかの壮絶体験。これは、作者の死生観がぶっ飛んでも仕方ないのかな?と思えた。ただ、幼稚園漫画は、その体験がダイレクトじゃないだろうから、ちょっと休止して、自分の体験をルポ的に描いたルポ漫画とかを短期集中連載したらいいのじゃないか?と思いましたゾ。