破滅の刃ブーム。
ブームとは、多くの人が知っていることだと想う。ジャンプの破滅の刃がANIME化から人気になっているのは、原作ファンとしては「ぶーむ」と想う部分もあるが、ブームであるのは現実のようだ。
観光地でジジイとババアが「はめつはめつ」言うてた。
どういうわけか、京都府福知山市に行ってきて、城とか見ていたのだけど、観光客がけっこういた。なんてことはない明智光秀の「麒麟が飛んだ」の大河ドラマの影響だと思うけど、城にめっちゃ来た。人が。
その中には、ジジイ・ババアの老人もいたけど、お土産を見ながら「はめつが、はめつが、孫がはめつが」とはめつはめつ言うてた。なんというか、アニメ人気がうかがえる。
当然ながら、福知山城に明智光秀グッズはあっても破滅グッズはない。
孫が好きなもんは、祖父母も知ることになる。一緒に見たりするのだろうか?見たとして、内容は理解できるのだろうか?まあ、すごくシンプルに考えると、鬼と剣士、破滅隊の戦いのわけで、主人公らが使うヨガの呼吸法も難しい概念ではない。
例えば、ジョジョジョージョ・ジョージョジョのスペンド能力とかは、起きる現象がややこしかったりするけど、主人公・鬼瓦炭権蔵の使う技とかは、少なくとも難しくはないかもしれない。
バトル部分はさておき、登場人物たちの優しさとか、鬼の悲しさとかは、ジジイ・ババアに伝わっているのだろうか?とか思いながら、福知山城に登ったりしていた。
ポヶモンとか、妖怪ネットウォッチャーとかが祖父母を巻き込んで人気になるのは分かるけど、破滅の刃は、わりと人間の感性に訴えかける内容も多いわけで、身体も、思考も枯れきった老人たちに潤いを与えているのか?などと、想像するのも難くない。