数日前、世界情勢に関してHブックマークしたら、「レイシストが!通報したぞ!取り消せ!」てな感じのIDコール・ブコメブクマ攻撃を受けてました。
はてなブックマークは、正義を執行するWebサービスではない。
IDコールを使った攻撃的言及、ブコマにブコメするような使い方が機能的に可能ではあるが、他人のコメントに対して、正義を執行するものではない。
数年前、正義を執行しまくった男の末路を、みんな覚えているだろう。忘れている人は思い出して、懲役が終わったら戻ってくることを、思い出したい。
はてなブックマークは、様々な意見が集まる。仮に、他人のブコメが差別的であったり、レイシストであっても、それに攻撃をすることは、結局、攻撃の負の連鎖になる。
通報は凶器じゃあない。
「通報したからお前の意見を変えろ!書いたモノは消せ!」というのは、暴力である。そして、その暴力にハクをつける、威力を増すために行われる通報というのは凶器である。
当然のことながら、運営は通報という行為の武器としての使用は望んでないはずだ。
意見を変えろ!消せ!は、恫喝である。
通報を武器にしての言及は、恫喝である。そして、恫喝で行われる正義の執行ってのは、そもそも、正義であるのか?
私は、結局、ブコメは消しも、変更もしなかった。「ロシアを地球地図から消すべき」というブコメには、私なりの意味と、ストーリーがあり、それが直ちに利用規約に抵触するものじゃあないと思っているからである。
では、正しい通報とは何なのか?
ただ、通報すれば良い。「通報したぞ!」も「通報するぞ!」も、必要ない。ただ、通報すれば良いと思う。
ただ、私も適切な通報数ってのは、よく分からない。1日も100も200も、サイレント通報したら、通報した側が通報先生になるのじゃないか?と思うけど、流石に、1日で100も通報したことはない。
おしまい。
あの事件の、次の人物がいつか出るのじゃないか?と思ってたけど、それに近い片鱗のようなモノを感じたぜ。
はてなブックマークは、正義を執行するものではなく、通報は凶器ではない。それだけを覚えておいて欲しい。可能なら、墓石に刻んでほしい。