hatenaで数少ない知り合い（はてなIDを持っている上でオフラインでも面識がある）グダ氏が本物のブロガーに関する記事を書いていて、その中で言及も受けていた。以下の記事。
果たして、本物のブロガーとは何だろうか？
アドバイス的なジャブ的なやつ。
グダ氏 (id:nuryouguda)が、ブロガーとしての性質にも関わる部分でもあるけど、文章の明るい部分と暗い部分を切り離したほうがいいのじゃないか？と思っている。
元記事は、一生懸命書いた記事が伸びずに、適当に書いた記事が伸びるって悩みだから、その部分のアンサーにはなってない訳だけど、かねてから考えていたことを書いてみる。
氏のブログには、光と闇と闇がある。多分、闇の方が多い。氏の人生に関わるネガティブな部分、就職や家族に関わる闇天下一のような記事が、度々、バズっている。私も、40歳記念エントリで書いたような闇記事を年に数回放逐するけど、その分野でも、私の遥か上空を飛び越えていくグダ氏のことは、一時期は、「文章の巨神兵」と表現したこともある。
ブロガーとは、その人生も含めて、ブロガーであると思うが、元記事に含まれるようなネガティブな部分、つまりは、はてな間のID大バトルのような部分というのは、人を遠ざける部分でもあると思う。
私も、かつて、クサイダー速報なるジャンプ全文ネタバレブログ（最終的に中国人がトラック運転手と共謀して、配送中のジャンプを抜き取り海外アップローダーで金を稼いでいるのを、早売りよりも早く手に入る！ってことで、それを書き起こして、ブログ公開してアフィ収入を得ている奴らがいて、クサイダー速報は、hatenaでやってたやつ）をネット上でぶっ潰すために、考えうるまでのIDコールを駆使して（故人であるハゲックスさんにも飛ばした）上で、hatena上で大バトルを行った。
その時は、「これでブロガー人生が潰えても良い！」と思っていたのだけど、自爆してでも炎上を誘発して、相手をぶっ潰すという方法論をとった私は、ブロガーとしては、hatena上で相手にされなくなったと思う。
なんか自分語りになってしまったが、グダ氏が自身を「本物のブロガーか？」と問うのであれば、人生的背景、人間味の部分を切り離して、新しいアカウントでブログを始めればいいのではないだろうか？
そうすれば、人物像の部分は関係なく、純粋に文章だけで評価されるのじゃないかと思う。ただし、それをやって、ブクマ数とかが伸びるか？と言えば、そうでもない気はする。
本物ブロガーとは何であろうか？
その定義は難しい。かつてアルファブロガーだとか、サードブロガーとか、流れでトマトブロガーとかの議論があったが、関係者全員が表情を歪めて終わったムーブメントだった。
あえて、一つの区切りをつけてみるなら、「ブログで食えているか？」というのは基準になるかもしれない。私は、もろちん食えてないし、ブログ書く時間をパチスロにあてた方が金は稼げる。
グダ氏のブログ収入事情は分からないけど、20万円も30万円も稼いでいるわけではなさそうだ。ただ、ブロガーとか、ユーチューバーで「月額1000円稼いでいるか？」というような区切りをした時に、明らかに、50％以上は稼げてないってことになるだろう。
グダ氏は（たぶん）1000円は余裕で稼いでいるだろうし、何よりも、ファンからプレゼントを送ってもらっているのは、単純に「すごい」ことだと思う。そこには、様々な感情があるだろうけど、私が氏にオンラインサロンを勧めたいのは、氏のためにお金を使おう！って人がいるからである。
実際のところ、サロンを開設してもどれくらい人が集まるかは分からないけど、やってみる価値はあるのじゃないかと思う。
はてなブログ自体が以前の活発さはない気がする。
本物ブロガーの定義は難しく、あえて、ゆるめに定義するならば、「ブログを続けている間は本物ブロガー」という感じであろうか。前述の最終的に表情が歪んで終わった「トマトブロガー」事件のことを、どれくらいの人が覚えていて、そこに参加した人がどれくらいブログのライティングを継続しているかは分からないけど、それでも、ブログを書き続けている間はブロガーであり、それは、本物のブロガーであると信じたい。
やれ、サードブロガーということで盛り上がっていた頃は、「本物ブロガーとは！？」ということで、hatenaブログ界隈が盛り上がり、ブクマ家達は、「互助会ブクマ乙！」みたいな感じで盛り上がった気がするが、今、そういうパワーもムーブメントもない気がする。
はてなブログか、はてなブクマか、あんまり、100ブクマとか連発されるような感じではなくなっている気がする。まあ、サードブロガーという騒動も、「俺頑張って書いてるのにブクマつかない！」みたいな俺の発作的な衝動から始まったはずだし、書いた記事が0ブクマじゃないグダ氏は、俺よりも、良いブロガーではあると思いますぞ。
以前に書いた記事。
これが、もう2013年のことで、昔を振り返ると、その昔さに驚く。驚いたひく。
もう毎日更新はしてないけど、あれから8年経過しても、yarukimedesuってのは、雑魚ブロガーのまんまですなあ。
