大学院卒ニート、しやわせになりたい。

働かないで、アフィリエイトとか、ユーチューバーで幸せになりたいです。

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インターネットの強すぎる意見は弱い人、優しい人を委縮させるが、通じない人には通じない。

ブログ『言いたくないけど、僕が青二才です』から、以下の記事に関して言及を頂いておりました。


先ずは、その記事を読んで感じたことを書きます。以下は、サードブロガーや、身内ブクマの話題の時に、その発端として、語られることの多いトマト事変に関しての引用です。

「僕はトマトが嫌い」というヤマネショウさんの記事が数多くインスパイアされ、ブックマークされた。そのため、一時期「僕はトマトが嫌い」「僕はトマトが好き」「僕はトマト」などの記事がはてブの1カテゴリーをジャックすることとなった。

「身内ブクマ」が問題ではなく、内輪ネタをスパムのように拡散する事が問題 - 言いたくないけど、僕が青二才です


当時の思っていたこととして、迷惑がっていた人のことを批判する訳じゃあないけど、私は楽しかったですよ。

話題に乗っかれなかったけど、以下のような記事も書いたりして…。


何かのムーブメントが起きた時に、カテゴリが機能不全になったり、賛否両論が起きる。前者は、繰り返し書いている通りに、機能で改善すべき部分。賛否両論に関しては後述します。以下も、先ほどと同じ記事からの引用部です。

コウモリ氏が1ヶ月以上炎上し続けたり、揉め事を起こす人がテクノロジーカテゴリを侵食したりするため、エンジニアも怒り心頭である。


機能的に改善するなら、カテゴリの自動振り分けの精度が増す必要があるだろうし、投稿者が自発的にカテゴリを変える必要があるかも知れない。ただ、人力に頼っている場合は、注目度の高いカテゴリに移動させる人が増えそうだし(現在されているかは不明だけど)、やはり、機能的な改善が望ましい。

はてなブログも、FC2ブログのように新着記事を知らせるスレッドを選ぶ方式を採用すれば、カテゴリ分類が進むかも知れないけど、結局、人気スレッドに意図的に投稿する人も出てくるのだと思う。

以上は、言及に対するレスです。この問題における「身内ブクマだ!」「いーや、馴れ合いブクマだ!」「信者ブクマだ!」「自重しろ!」「コミュニケーションだけに使うな!」等々の感情的な部分は、果てしないので、また別記事にでも書こうと思います。

ただ、この問題に関して、私の感情は殆ど書いてなかったのもずるく思えてきたので、一言だけ書いておくと、「ブクマ個別画面もコンテンツであり、ブコメも自己表現である」という感じです。これも含めて別記事に書いてみます(できたら)。あと、トマトにしろ、はてブオフ会にしろ、少ない人数で瞬間的な話題性が生まれるのも、はてなブックマークの良さだと思っています。それを嫌う人が出るのも当然なのですが、トマトなどで盛り上がってた時は、はてなに新しい時代が来たんだな、すごい…と思ってました。

インターネットの強すぎる意見は、弱い人、優しい人を委縮させる。

発端の記事で『身内ブクマ否定よりも…』としていたのは、匿名ダイアリで個人を指した痛烈な批判がされていたからです。はてなブックマークの利用歴も人それぞれで、ブクマする行為の是非は別として、誰かに悪いと批判されると思ってなかった人は委縮すると思った訳です。だから、感情論の部分よりも、ブクマが増えても、各人の観測範囲が保たれるように機能改善が進んでいくべき…と書いてました。

身内ブクマ批判に限らず、100人の緩い意見よりも、1人の痛烈な意見の方が場の空気を変えると思います。また、「身内ブクマ」、「馴れ合い」、「ノイズ」、「スパム」なども解釈の幅が広くて、攻撃範囲が広く、攻撃力が強いでしょう。誰かの観測範囲に抵触する行為が「スパム」と表現する人もいるでしょう。例えば、私はトップエントリで2ちゃんねる転載ブログが表示されている状況をあまり好ましく思ってませんが(ブクマしている人を否定している訳じゃないですが、また私もブクマする時もありますが)、強い言葉を使えば、それも「ノイズ」と表現できるかも知れません。

また、「身内」とは自分の属していない仲良し集団のことを指すこともできるでしょう。公共の場に身内感を出すことを禁忌とする価値観はあると思うので(電車の中など)、やはり、この言葉も対象範囲が広く、相手の価値観を揺らすという意味で強力です。


結果として、ブクマを控える空気が生まれると思います。まあ、「読んだよ」はスター、伝えたいことはブクマ…などの考えなどに発展するかも知れません。しかし、個々人の感情で語られるスパムと、公式ルールで決められているスパムは定義が違います。結局、新しいはてなブロガーが生まれる頃に、もしくは、参加者が限定されたイベントなどが起きた時に、似た論争が起きるかも知れません。

通じない人には通じない。

強い言葉による強い否定は、弱い人は委縮させるけど、通じない人には通じないと思います。発端が匿名ダイアリだったので、そこに触れてみると、非公開だから内訳は分からないけど、非公開最初3ブクマとか、最近でも行われてました。また、はてなブックマーク個別画面への否定的言及なども。それらを見て、「ブクマ個別画面もコンテンツであり、ブコメも自己表現である」ということを考えたのですが、それは、別の機会に。

感情による委縮を行っても、それを気にしない人は、全く気にしない訳で、状況は沈静化するようで、非公開最初3ブクマなども辞さない強者などは、残り続けると思います。匿名ダイアリ、はてなブログに限らず、この話題がよく上がるのは、現状への留飲を下げる意味もあると思うのですが、忘れられた頃に、また再燃するのだろうな…というのが実際の感想です。それらの言及も、運営が汲み取って機能調整をしてくれると思うのですが、みんなが気持ちよくはてブして、それが適切に分類されていく、自発的に観測範囲をカスタムしていくことが、全体的な幸せになるのじゃないか?と思った訳でした。


誰かに否定されることはしない。自分の行動の他者への影響を考える。それらは、弱さじゃなくて優しさだと思いますが、それらを飛び越えて、或いは利用してしまう人もいると思います。このような議論も無駄ではなく、最終段階に向かう過程なのかも知れませんが、楽しく、はてブしたいものです。