パチスロを打っていて、人の冷静さが失われていく金額は、2万円くらいだと思います。「取り返そう」という思考になると、さらに、冷静さが失われます。
嫌になったら、帰っちゃうのが一番ですが、帰らない方が勝つ可能性が上がる場合もあると思います。
見（けん）による後ヅモ。
『見』とは、パチスロを遊技しないで、他の人が打っている台の挙動とか、データとかを見ながら待つ状態です。期待値のある空き台が出てくるかもしれない。
見の時に見るのは、人も見ます。「この人は高設定ツモったら閉店まで打つ」という人が、高設定挙動の台を打ってたら諦めがつくかもしれません。
しかし、閉店まで打つ人の方が少ないので、15時ごろとか、19時ごろとか、明らかに高設定と思われる台（ジャグラーなど）が空き台になることがあります。
もちろん、その台を他の人が確保することもあるのですが、ジャグラーの設定推測などを無視しているお客さんとか、出た台は凹むとか、色々な考えの結果、明らかに高設定と思われる台が空いていて、座れることもあります。
もちろん、その台が高設定であるとは限らないですが、勝てる台が絶対に閉店まで空かないということも、ないのです。
粘り勝ち。
仮に、空いて台が高設定だと思われた場合に、次に考えることは…。
- その日は、お店が高設定を使う日なのか？
- その店は、一つの島に高設定があるとしたら何台か？同一機種の他の台の挙動はどうか？
こんな感じです。マイホでは、全台高設定とかない店でして、8台1島と考えるなら、高設定が入る可能性があるのは2、3台です。だので、空き台よりも強い挙動の台があるならば、慎重にならざるを得ません。
自分のパチスロ経験を振り返ってみると、朝イチで高設定台をツモって閉店まで打ち続けた経験よりも、途中で台移動が成功して逆転って時の方が多いような気がします。いや、多いです。
店移動しないおじさん。
見と同じくらいに重要なのは、店移動です。抽選に負けて狙い台がとれなかった時点で、他の店に移動するってのが、パチスロ生活者の定石のようですが、私は移動手段が最大でチャリなので、一つの店マイホで粘ることが多いです。
都会の方では、複数の店のモバイル抽選を受けて、番号が一番良い店にするとか、そういう立ち回りも行われているようです。
だけど、店移動も前提で立ち回ってる人は、見もするし、閉店まで打ち切るタイプの人でしょう。勝てなくて、嫌になって帰る前に、一時間くらい休憩室で漫画を読んだり、空き台に期待値台を探したりすると、勝てるチャンスが転がっていたりします。ほんとうです。
