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ジャンプの連載終了を全て打ち切りと表現するのは乱暴と思えるのです。

一つ前の記事の続きです。

あんまり、同じ記事にIDコールを飛ばしまくるのもあれなので、かの記事のブコメを眺めていたら、以下の内容がありました。引用です。

あれ?ジャンプの最終回はどんなヒット作でも「打ち切り」と「円満な打ち切り」の2種類しかないって聞いたから違和感なく読んでたけど違うの?
はてなブックマーク - 2013年ジャンプ打ち切り漫画を振り返る - ←ズイショ→

これは、確かにそうと思えます。ジャンプにおいて、10巻、20巻を越えた作品でも、作家の側から「終了したいです!」という感じで終了するのは、希だと思えます。今、思い浮かんだ作品は、アイシールド21でした。

ただ、だったら全作品が打ち切りか?と考えると、少々、乱暴に思えるのです。

ドラゴンボールは、ジャンプや、関連業界から「続けてくれ!」という声があったけど、鳥山明先生の方からのお願いで終了したのは有名な話です。

銀河パトロールジャコは、元々短期集中連載で、第1話の段階から全話数が扉絵で示唆されていたので、いわゆる「打ち切り」の括りにするのは、そもそも間違っていると思います。

ハイスクール奇面組も、新沢基栄先生の腰が原因で終了になったのも懐かしいです。

「すごいよマサルさん」も、全7巻と短いでうが、うすた京介先生が限界に来たとかで、終了したそうです。

「ジャガーさん」も、うすた先生の側からの申し出で10周年で終了したそうです。

魔人探偵脳噛ネウロは、最終巻のあとがきを読むだに「ジャンプの打ち切り感漂う終了の仕方」をプロとしてすべきでない…という信念の元にスタートしたらしく、当初の予定の中の最長コースで終了したそうです。

だいぶ前の作品ですが、バオー来訪者は打ち切り作品でありながら、輝かしい短編作品となっていると思います。


他にも色々とあるはずですが、今思い浮かぶことを書いてみるとこんな感じです。ジャンプは、アンケートで打ち切りが決まりますが、全1巻、全2巻であっても、そこに込められた思いは沢山のはずで。また、言葉の定義としての「打ち切り」の範囲は広いと思います。私は、明らかに未完で終わった作品を「打ち切り作品」ととらえてますが、スケット・ダンスも、めだかボックスも、もしかしたら編集側からの提案で終了時期が決まったのかも知れません。そうだとしたら、広い意味で「打ち切り」なのだと思います。

しかし、それでも全てを「打ち切り」と表現してしまうのは、乱暴だと思えるのです。どんな作品でも、自分よりも好きな人がいるはずで。だからこそ「面白い」を共感したいと日々思っておりますが、何か、そういう部分に突き刺さる記事でした。

賛否両論が分かれて、つっこみどころが多い方がブクマが集まる。アクセスが集まるのは、嬉しいことだけど、それもどうかな、と思えました。煽っている人は、無自覚で煽っていると聞くけれど、実際のところどうなのだろうか…。