去年のデータと見比べてみて。パチンコ屋が減収している理由は、思い浮かびすぎる。コロナ、禁煙。
お盆前から始まって、お盆も、お盆明けも回収。
お盆の中が回収なのは当然なのだけど、今年のデータを見ていると、お盆前も、お盆後も回収であった。具体的には、マイジャグラー系列16台、ファンキージャグラー16台がメインジャグラーと言えるのだけど、全台合算が設定2に近い。
これはどいうことかと言えば、ジャグラーの性質上、高設定の台ほどG数が多くなるから、低設定の台が止まる中、高設定が動き続けて全体の合算を引き上げる。だいたい、なんだかんだで全体で設定3くらいに落ち着くことが多い。
それなのに、全体で設定2に近づくということは、勝てる台がないってことになる。ということは、仮に自分が設定をツモれなくても、他の台で後ヅモできる可能性がゼロということになり「行かない」というのが、正解になる。
お盆明けの月曜日に、稼働の様子を見に行くと、お盆明けのアゲ狙いの雰囲気はあったけど、その日のマイジャグラーの全台合算は1/160であった。これは、勝てない数字。
旧イベ日には設定は入っているが台数少ない。
お盆が明けても設定状況が回復しないままに迎えた初の旧イベ日(日曜日)。私は、行かないことを選択した。夕方から、後ヅモ狙いで行ったけど、設定は入っていて、出玉感はあった。
しかし、その日のデータを整理してみると、勝てる台と、そうじゃない台の落差が激しい。勝てる台があるってことは、後ヅモできるってことだけど、お盆後も回収していたことを考えると、弱かった。
絶対勝てない日が、お盆前から考えると、14日程度あったことを考えると、それを踏まえての旧イベ日としては弱い。弱いけど、回収が行われた後は、解放が行われるという部分は、あるようだ。
旧イベ日も鬼回収だったら、今後の経営的に印象悪すぎるとは思う。そして、なぜ、回収が長いのか?を考えないといけない。
コロナ休業による影響か?
これは絶対に大きい。緊急事態宣言による休業で生まれた赤字というのは、遊戯者が想像できないくらいに大きいのかもしれない。
パチンコ客の減少か?
これは、コロナ休業よりも前、ホール内禁煙化になってから、玉客は減っていると思う。スロット客の減りよりも、明らかに玉の客が減っていると思う。
パチンコで利益がとれなくなったから、スロットの状況も悪くなっているというのは、十分に考えられる。そしてそれは、コロナが消えたとしても、残り続ける。
アイコスはOKとか、喫煙可の流れは必要なのじゃないだろうか?いや、禁煙の状況は、私としてはありがたいのだけど。
パチスロ生活者を狙い撃ち?
回収が行われるにしても、回収しようという対象が勝ちを強く意識するヤツらに向かっている気がする。
- 1番人気のマイジャグラーよりも、2番人気のファンキージャグラーの方が設定状況が良い。
- 当日増台された台がハズレ台になっている(当日の増台された場所は、下見をしたり、店内レイアウトを把握してないと分からないこと)。
- バジリスク絆2で、設定が入る場所の傾向が変わってきている。
設定担当者は、稼働データだけじゃなくて、どういう客層が、どういう台を打っているか把握しているはずである。例えば、「角台はない」とかは、入店前の常連同士が話し合っちゃうくらい、マイホでは定番になっている。
確かに、ジャグラーも絆2も角台に入ることは少ないのだけど、だからこそ、そのあたりを把握しているヤツを勝たせないためには、角台に高設定を使うという選択も生まれうる。
設定状況の悪い中で、設定担当者の声も聞こえた気がする。長期間データをとるってことは、そういうものが見えてくる長所もある。
コロナ消えても、禁煙が残るなら、スロットの厳しい状況も続くのかもしれない。そうなると、次は店選びってことになるわけだが…。他府県とかの状況は、どうなんじゃろ。