以下のニュースを読んでからずっと考えておりました。
- 大ヒットマンガ「ＮＡＲＵＴＯ」、１１月に連載終了：朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGB50GH6GB4UCVL013.html
今まで、この話題を書くことが多かったのですが、ブログ名は伏せていたのですが、最後になりそうなので書きます。『クサイダー速報』というはてなブログは、発売前のNARUTOの全文ネタバレを掲載し続けてました。今は、更新が止まってますが、明日の水曜日に最後のネタバレをする可能性があるので、ギリギリのタイミングで記事にしてみます。
ナルト全文ネタバレとは？
以下のような順序でネットに公開されているものと思われます。
- 何者かが毎週水曜日に英語にセリフを翻訳した次号のジャンプ画像を海外アップローダーにアップする。
- 何者かが翻訳して、ブログ記事にする。多くのブログが転載する。
- 最終的な全文ネタバレの内容は、キャラのセリフ+ト書きという形になる（著作権侵害の中の翻案権を侵害する可能性がある）。
- 日本語→英語→日本語という工程を踏むので、雑誌に掲載された内容とは言葉じりが少し異なる（『だってばよ！』の有無など）。
このような感じです。少なくとも、話の内容と結末は分かる感じです。
発売前のマンガの流出情報をはてなブログで公開することは、利用規約違反になるか？
著作権侵害の問題は、この場合は集英社や、岸本斉史先生が権利侵害を申し立てないとブログや記事の削除の条件にならないと思われます。そこで、利用規約を確認すると、例えば、以下のような禁止行為に抵触するのじゃないか？と思いました。
正当な権利なく他者に精神的被害・経済的被害を与える行為公序良俗に反するかあるいは社会的に不適切な行動と解される行為
はてな利用規約 - はてな
私は、漫画家さんや、編集者の方々、取次さんや、書店の人々と多くの人が関わっている雑誌の情報を公式発売日前に流出させる行為は『公序良俗に反するかあるいは社会的に不適切な行動』だと思います。
15年連載が続いたNARUTOの最終回のネタバレ情報流出は、明日には起きるでしょう。それは、止められないですが、『はてな』で起きるかどうかも大事だと思います。
ご意見下さい。
もしも、マンガに限らず情報流出している内容をブログに転載することが、権利者の通報のない場合は「あり」だとするなら、今後、同じようなブログが出てくるでしょう。「はてな」的にありであるならば、悔しいけれど、権利者じゃあない私が意見することは何もないかと思います。
もしよろしければ、これを読まれた人は、コメント（ページの一番下に書くボタンがあります）や、はてなブックマークコメントをお願します。冒頭に上げたクサイダー速報は、最新のコミックス71巻には未収録の693話までの全文ネタバレを掲載しているようです。このような懸念も、明日までのことですが、何かご意見をいただけると幸いです。
また、はてなにおいては、運営のトップの方にもIDコールができるので、社長のid:chris4403さん、会長のid:jkondoさんも、もしも、私からのIDコールにお気付きでお手隙でしたら、コメントや言及を頂ければ幸いです。
