最近、ブログを更新する方に追われて、話題に乗れておりません。読むぞ！と思った頃には、元ブログが非公開になっていたのですが、以下の記事で概要を知りました。
ありがとうございます。しかし、徹底的に燃えそうなツイートでしたね。
以下のツイートが燃えたみたいです。
言い方は悪いが所得の低そうな人ほど、牛丼チェーン店で店員に「ごちそうさま」と言う（本来不必要なレベルの）礼儀正しさを備えているように思えるのは興味深い
— ごちそうさまbot (@nnnn330) 2014, 1月 16これは、私の日常の経験談ですが「言い方は悪いが」という前フリは、「これから悪いことを言う」という下地ができるというか、実は反論を呼び込みやすくなる時があると思います。
言う方としては「誤解されるかも知れないけど」のつもりでも、「こいつは今から悪いことを言うぞ！」というスイッチを入れる人も、おりました。聞いた訳じゃあないので、表情から察するばかりですが…。
炎上の研究。
これまで、異論・反論を呼び込みやすいのは、対立する価値観であることが多かったと思います。例えば、昨年「学歴と人柄」の話題で、いろんなところで炎の柱が上がっていたと思います。
今回は、収入と礼儀と二つのポイントでしょうか。
ごちそうさま。
要、不要の問題。ちょっと前に増田記事で「『いただきます』なんて意味ねーだろ！」みたいな記事が注目を浴びていましたね。元記事が消えていたので、ブクマ画面を紹介しておきます。
当たり前に行われているから大切にしている人は多くて、非常に異論・反論を呼びます。元ツイートでは「本来不必要なレベル」のあたりです。既に消えている本人の解説記事には、色々と背景が書かれてましたが、このツイートだけ読むと、牛丼屋で「ごちそうさま」という行為は不必要…という主張に思えます。『レベル』で、若干緩和されている気がしますが、どういうレベルなのかはよく分かりません。
果たして飲食店での「ごちそうさま」は不必要なのか？考え方は様々ですが、私は、気恥ずかしくて言えない方で、王将とかから出る時も「本当は言いたいな、言えたらな」と思いながら、心の中で「ありがとう」とつぶやいて、店を出ます。
元ツイート『不必要』という背景も色々とあるみたいですが、私が思ったのは「自分はできないけど不必要とは思わないな」ということでした。
低所得者（所得の低そうな人）。
私は、こちらの方が気になりました。元ツイートでは『所得の低そうな人ほど、牛丼チェーン店で店員に「ごちそうさま」と言う』という部分ですね。不必要という言葉から切り離してみると…。
- 所得の低そうな人ほど礼儀正しい。
- 貧乏人ほど礼儀正しい。
- 金持ちは傲慢。
- 貧乏人ほど礼儀正しい。
丁寧に考えれば、脳内変換できそうです。「礼儀正しい」という言葉を使えば、そんなに悪い印象はないようにも思えますが、収入と人柄を結びつけて考えるのは、非常に色々な価値観を巻き込んでいる気がします。
京都大学の研究で「センター試験で数学を受験した人としていない人とでは平均年収100万円の差が出る」なんてのがありました。平均的に考えると、年収と、学歴と、人柄には傾向は出るかも知れませんが、そういう問題ほど、異論反論が出やすいと思います。
そして、そもそも「人の見た目から相手の所得を推定する行為」ということも異論反論がありそうです。「金持ちそうな人」は、炎上しなさそうですが、「貧乏そうな人」は、炎上しそうです。
学歴の炎上事案に似ている。
最終的に、学歴の話題で方々で炎上した事案に似ている思えました。学歴で人柄をイメージする。見た目で所得をイメージする。高学歴、低学歴。高所得、低所得。一番似ているのは、色々な価値観が絡んでいる部分ですが…。
しかし、私は「言えない」派なので「不必要」と言われても（真意は別ですが）、そんなに心に突き刺さる部分ではなかったのですが、言う派の人、言うことができる人、それを大切にしている人はいるのだな…と。自分が当事者じゃなかった場合、誰かが「不必要」ということは、貴方の必要を毀損するモノじゃない…と思えるのですが、自分が巻き込まれたら、そんな風には思えないだろうな…と。
所得の高い低いに関しては、もっと色々な価値観や残酷なモノを巻き込んでいるでしょう。見た目の話題が出たので、最近の私の近影でも表示しておきます。
さて、これら写真から、どのような所得で、どのような学歴の私が想像されるのか？よく話題にしているので、無職は無職ですが…。
