※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。
相手の事が好きであるなら相手が自分をどう思っているのかは大切です。女性としてはきっとお伺いを立てられるより駆け引きなしで自分の気持ちを伝えて欲しいと思うものなのだと思いますが、反面ただ伝えるだけではなく自分をその気にさせて欲しいと思っていると思います。ですが、相手の失恋を促してまで自分の気持ちを成就させるのは恋の駆け引きと言えるのでしょうか。
あらすじ。
翔太の机に葵に返した筈の漫画とそれに挟んでおいた再会の約束が綴られた手紙を見つけて悩むあかり。直接翔太に聞けず悩み続けていると、同居している友人の恵里香(馬場園梓(アジアン))が「翔太君に直接聞けないのなら葵君に手紙を読んだか確認すればいい」とアドバイスする。万一翔太が葵への手紙を隠したのであれば、地元富山での再会は偶然ではなく、更に葵にはフラれたのではないかもしれないということ。あかりは葵に確認する決意をします。葵は瑠衣子と二人で仕事の打ち上げをして、別れてギクシャクしていた関係が和みます。また二人で会う約束をしてその日は別れました。
葵が帰宅すると恋多き青年公平は葵の妹・七海に恋をした!と騒ぎ出します。葵に相談する公平、葵は七海の気持ちも考えろと公平を嗜めますが、公平が考え付いたのは「バーベキュー」でした。七海の気持ちを考える≠七海の恋の対象外=七海が就活で疲れているから気分転換させてあげたいというポジティブな変換が脳内でされたようです。七海を誘うと「車?」と聞かれて撃沈、公平は車も免許も持っていません。見兼ねた葵が瑠衣子が車持ってるから出してもらおうと提案します。そして公平が「あかりと翔太も誘おう!」と言い出し、言い出した公平と七海が「あ…」という雰囲気になります。葵があかりのことをまだ好きなのではないかと気を遣います。葵は大勢の方が楽しいから誘おうといいます。恐らく瑠衣子との距離が縮まり、葵の中では色々ふっきれた感じがします。公平があかりに連絡し、翔太も誘ってと伝言します。
バーベキュー当日、翔太は仕事で欠席、葵・瑠衣子・公平・七海・あかりのメンバーで車で出発します。(車が5人乗りだったような気もする・・・)瑠衣子の父の仕事の関係で格安で借りた別荘のような場所に到着し、バーベキューが始まり合間合間に想いが交錯します。
バーベキューの様子を写真に撮って翔太にLINEする公平、翔太はあかりにバーベキューのことを聞かされていなかった様子で自宅にてそのLINEを読みます。すぐあかりに電話するもあかりは出ません。瑠衣子は葵に「やりなおさないか」と話を持ちかけ、公平はひたすら七海に好き好きオーラを投げかけていました。そして、葵とあかりが一瞬二人きりになります。スイカを食べながら昔一緒にスイカを食べて種を飛ばして競い合ったことを昔話に語ります。葵は自分が勝っていたと主張しあかりは自分が勝っていたと主張し、むきになった二人は種を飛ばして大笑いします。そして、あかりは葵に手紙を読んだかと確認します。葵は手紙のことを知る由もなく、そんなものは無かったと言います。読んでないならいい、と話をそらそうとすると「よくねーよ、なんて書いたんだよ」と言う葵。あかりははぐらかします、そして翔太に「話があるから明日会おう」と連絡します。
翌日、翔太の職場を訪れたあかりは翔太の同僚である沢田一葉(荒川優愛)に呼び止められます。沢田は翔太があかりの父にお金を渡し、あかりの人生から消えるよう言っていたところを目撃していました。あかりも共犯だと思い、沢田はあかりに親子二人で騙そうとしているのではないかと問い詰めます。
夕方、翔太の家にいるあかり、帰宅した翔太は何故約束の時間に会いに来なかったのかとあかりに聞きます。しかし逆に自分の父に会ったこと、漫画と手紙の事を翔太に問い詰めるあかり。お父さんの事は葵が偶然仕事場で会ったと経緯だけ説明し、手紙のことについては自分の気持ちを告白しました。
「ごめん、俺、好きだったんだよ、あかりのことが。好きだから葵と会わせたくなかったんだ。けど、そんなことしかできない自分が嫌でずっと苦しかった。あかりと付き合うとうになってからも自信がなかった、あかりの中に葵がいるんじゃないかって。だから、東京に葵がいるってわかった時あかりに会せようと思ったんだよ。葵がいてもあかりは俺を選んでくれるって安心したかったんだよ。葵に会って少しの気持ちも揺らがなかったって言いきれる?」
葵が瑠衣子とやり直す決意をし瑠衣子と会う約束をしたその時、恵里香から連絡がありありあかりが昨日から帰って来ないし、翔太に連絡しても何か様子が変だと言います。職場から翔太の所へ向かう葵、葵は家に居て満身創痍な感じでした。
面白かったこと。
翔太があかりに「好きだった」と告白した時、ちょっと可愛らしく見えてしまい、私なら許してしまうんじゃないだろうか…とふと思いました(笑)話のなかで七海があかりに、葵とあかりの関係に憧れてたと言います。二人ともずっと両想いだったから、そんな一途なところがいいと言います。一途で言うと翔太も負けていません。ただ自然な形では成就しなかっただけで、執着が強すぎますがある意味本当に一途です。何よりも優先して大事にしてくれる、そこだけに着目すればあかりはとても幸せだと思います。関連記事。
建築家の三浦葵(福士蒼汰)のもとに、高校時代の友人・金沢公平(太賀)からFacebookを確認するようにと電話が入る。Facebookには東京での同窓会のご招待の連絡が来ていました。
恋仲1話感想&あらすじ(ネタバレ注意)幼馴染のつかず離れずの心地いい関係なんて、あだち充の世界にしかない!淡い初恋の記憶、二人の男子と一人の女子が大人になった時…。 - 団劇スデメキルヤ伝外超
蒼井翔太(野村周平)が7年振りに三浦葵(福士蒼汰)を訪れ、芹沢あかり(本田翼)を自分の彼女として葵と再会させました。葵はその場でどう振舞っていいかわからず会社からの呼び出し電話を装い席を立ちます。
恋仲2話感想&あらすじ(ネタバレ注意)惹かれる男女は遺伝子レベルで決まっている。別々の道を歩いてきた葵(福士蒼汰)、あかり(本田翼)、翔太(野村周平)、公平(太賀)の各々の葛藤。 - 団劇スデメキルヤ伝外超
前回、公平(太賀)が仮病でドタキャンしたことで、葵とあかりは二人で映画に行くことに。
あかりは帰宅してからも、彼氏である翔太に映画の話と見せかけた葵の話ばかりしています。「よっぽど楽しかったんだね。」
恋仲3話感想&あらすじ(ネタバレ注意)言いたい事を言い合える関係、自然と距離が縮まる葵(福士蒼汰)とあかり(本田翼)、嫉妬する翔太(野村周平)が…。 - 団劇スデメキルヤ伝外超
感想の感想(ナカノ実験室)。
ドラマの中で描かれる夏。私も、バーベキューとかしたいですなあ。お酒も飲みたい。