恋仲6話感想&あらすじ
間違いを正すのも理解するのも友達だから、いつも葵(福士蒼汰)と翔太(野村周平)に真っ直ぐ向き合う公平(太賀)。7年越しに始まる恋に運命のいたずら、あかり(本田翼)の気持ちの行方は…
※この記事は友人の、かづちやえから寄稿されたドラマ感想です。
一途にあかり(本田翼)を想い続け、想うあまりにあかりの葵(福士蒼汰)への想いが詰まった手紙を隠して蒼汰の代わりに5年あかりの傍に居て支え続けた翔太(野村周平)。あかりの青春時代を一緒に過ごした初恋の人・葵。あなたはどちらを選びますか?
実は私は翔太です。翔太のしたことは本当に卑劣だとは思いますがもう過去の事であり、今のうまくいっている自分は翔太と築いた5年のお蔭であるなら、その事実が貴重なものになっているのではないかと。私の友人も翔太に一票で、葵は7年前からずっとグズグズ煮え切らずすれ違い、翔太の方が色々考えていて過去の自身の卑劣な行為にも潔く決着をつけたとのこと。
自身の人生の分岐点で一番辛かった時期の5年という月日に重きを置き、行動力と思慮深さ、一途さなんかも加点対象であるところが、上記の意見は私の年代層に寄ったものかもしれませんが(笑)もしかしたら、卑劣な行為自体が許せなかった年齢や、初恋に夢を見続けた年齢も過去にあったのかもしれませんね。
あらすじ。
数日音信不通で行方不明だったことを心配し、葵や翔太に連絡をしていたあかりの同居人・恵里香(馬場園梓(アジアン))、あかりが帰宅して様子を伺うもあかりは「ごめん!」としか言わず。後日、あかりは翔太の事も全て恵里香に話します。恵里香は常にあかりの味方で、常にあかりを励まし、あかりを包み込んでいます。本当に優しい友達だなぁと思います。葵が勤める事務所では水族館の設計を請け負っています。どうやら急遽ペンギンカフェをデザインすることになったそうで、他の仕事も請け負っていてペンギンが左程好きではない社長・丹羽(吉田羊)は設計デザインを富永美玲(山本美月)に任せます。美玲のアシスタントには葵が選ばれました。やり手の丹羽社長の元で働くと、中々仕事も任せてもらえず、入社当時は自分も自信を無くしていたと言う美玲。漸く任せてもらえた大きな仕事に力が入ります。
あかりは翔太に会いに職場へ行き、(父に出してくれた)お金は必ず返すと言います。翔太はあかりの父の事と葵への手紙を隠した事について、あかりに心から謝罪します。そして、自分にはあかりの傍にいる資格がない、それに自分がいなくてももう大丈夫だろ、と採用試験の成功を祈ります。
翔太「あかりなら大丈夫、いい先生になるよ。俺、あかりの笑った顔が好きなんだ。」
あかりはこんな時に笑えないと言います。
葵の家に翔太が訪ねて来ます。翔太は葵に、あかりが父に会いに行った時に駆け付けてくれた礼を言います。しかし葵は翔太の為に行ったのではなく自分が行きたいから行ったと言います。漸く本音を言った葵に、翔太は7年前からずっと翔太の気持ちも葵の気持ちもわかっていたと言います。そして、例の本(OnePiece51巻)を葵に渡して「あかりと葵を会わせたくなかった」と告白し、ただただ謝罪します。まさかの事実に泣き崩れる葵。
翌日、葵はあかりを呼び出します。手紙読んだよ、待ち合わせにいけなくてごめん、一人で待たせてごめん、今からでも間に合うなら取り戻したいんだ、そう言ってお守りを渡します。しかし、合格祈願のつもりで渡したお守りは健康お守りでした。あかりは笑います、そして「これがいい」と言って取りかえると言っている葵を制しお守りを嬉しそうに受け取ります。合格したらお祝いしよう、もし不合格でも残念会ぐらいしてあげるよと葵、不合格になったらお守りのせいだとあかり。
あかり「なんか元気出てきた。」
葵「頑張れよ。」
あかり「おう。」
試験当日、葵はメールで「緊張してお腹壊すなよ」とエールを送ります。試験終了後、「おかげさまでお腹痛くなりませんでした」と健康お守りに感謝します。
そして選考結果発表日、あかりは試験に合格、即葵に連絡します。葵は仕事を早く切り上げ特製カレーを作ってあかりを待ちます。
公平は学校まで合否を確認に来ていました。「翔太には伝えた?」強がっていても一番知りたがってんのは翔太だと思う、色々あったとは思うけどさ、それでも5年あかりを支えたのは翔太で、あかりが先生になって一番うれしいのは翔太じゃないかな。公平は一番におめでとうって言いたいのは翔太だと思うとあかりに伝えます。あかりは考え、葵に「翔太と会ってくる、約束の時間までには行くから」と連絡します。
病院に翔太を訪ねるあかり、翔太と過ごした時間はかけがえのないものだったこと、翔太がいてくれたから自分はここにいることに感謝します。翔太はあかりの笑顔を見て、やっぱり笑ってる顔が一番似合う、ありがとう伝えに来てくれて、と御礼を言います。去ろうとするあかりに、「もし時間あったらでいいんだけど山城さんとこ寄ってあげてくれない」と自分が家庭教師をしないかと紹介した患者・山城心音(大友花恋)があかりのことを気にしていたことを伝えます。心音の部屋を訪れ合格を報告、部屋を出ると大きな物音がし、心音が発作を起こしていました。病状がわからず付き添う内に、葵との約束の時間が過ぎてしまいました。
面白かったこと。
葵と翔太の会話を盗み聞きしていた公平と葵の妹・七海(大原櫻子)、翔太は葵の気持ちを察する反面、何故翔太は本と手紙を捨ててしまわなかったのか・・・そればかりが気になります。七海に「私にはわからないけど公平ならわかってあげられるんじゃないの、友達でしょ」と励まされ、公平は翔太に会いに行きます。葵の気持ちを考えるとそれはないはと思った、それでもずっと気になって考えてた、ずっと後悔してたんじゃないか、公平はそう翔太に問います。認めない翔太に今日は何の日か更に問います。公平「本当にそれでいいのかよ!」
公平は葵にも翔太にも、常にそう問い続け背中を押してくれる友人です。自分のこととなると全然ぱっとしませんが、それでも常に自分が後悔をしない生き方を選択する公平らしいセリフだと思います。葵にとっても翔太にとっても本当にかけがえのない友達です。
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飯を食ったらお腹が膨れるし、寝たら次の日になる。そんなことを思った。オレ、もう、恋愛ドラマとかを観る感性が錆びとるな。