妖怪花嫁ラブコメ。
主人公は人間。ヒロインは、妖怪の世界からやってきた鬼。バトルあり、ラブコメありの漫画でした。私は、幼い頃に出会っていた二人が再会する話が好きなので、ストライクな設定だったのですが、残念ながら短期終了でした。
しかし、良い感じに大団円しているので、ストレスなく読めると思います。
血の繋がらない家族。
読み切り版と設定が共通な部分がありました。主人公の家族の設定に関して、読切の感想で以下のように書いていました。
じんたの姉と妹が、おそらく血のつながってない姉妹だと思うのですが、その理由が作品内で語られない。両親が出てこないから、なんらかの事情があるのだろうけど、物語の進行には不要な設定だと思う。
大東京鬼嫁伝(仲間只一)感想&あらすじ『10年前の婚約約束と妖怪バトルのやつ』連載化予想・ジャンプ感想23号2021年【ネタバレ注意】
連載版では、姉・主人公・妹が血が繋がってないけど家族である理由が描かれました。その特殊な経緯や設定は、血の繋がらない姉、妹のラブコメ設定以上に意味があるのか?と、ずっと思ってましたけど、後半にその設定が大きく物語に影響しました。その時私は、脱帽し、剃毛しました。
打ち切りだけど珠玉の名作。
出てくる敵キャラが誰得な感じ、細マッチョ異形女性が多数でたりするけど、主人公側のキャラは良い子が多い。特に蛙娘のケロルは、最大の癒やしでした。
全29話というのは、ジャンプでは短期終了打ち切り作品になると思いますけど、良い意味で「僕たちの戦いは始まったばかりだ!」的な部分も残しつつ、大団円で終わったと思います。
伏線未回収、謎残りまくりの打ち切り漫画が多い中で、気持ちよく終わるってのは、とても大事だと思います。
最終回の感想。
29話「なんでもない日々」
ジンタの走馬灯的あらすじから開始。海に沈みそうになったが、泳ぎが苦手のマナカが助けてくれた。さらに、駆けつけるタヌキ娘。黒蛭之神耶姫は、圧倒的な脅威だと思われたが…!?今回が最終回。
大東京鬼嫁伝29話「なんでもない日々」感想『打ち切り最終回…ジンタ達の戦いと日常は続いていく』あらすじ+30話予想・ジャンプ感想18号2023年【ネタバレ注意】 #WJ18
【WJ18号】大東京鬼嫁伝29話「なんでもない日々」仲間只一:打ち切り最終回だけど俺は好きだったぜ【ジャンプ感想100万円野郎2023年】マイビデオ - YouTube
黒蛭之神耶姫がラスボスかと思いきや、さらに強い妖怪もいるようです。ほんまこれ。なんなら、最終回はジンタ以外のキャラが倒したから。もっと強い妖怪は出てくるかもしれないし、それを倒した後でしょう。
大東京鬼嫁伝30話予想『描き下ろしあるなら…ラスボス撃破後結婚式後日談か?』「なんでもない日々」(仲間只一)最終回の次回(ジャンプ感想18号2023年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇
余談。
こんなXをポストしてました。
twitter.com大東京鬼嫁伝は、デジタル作画の罠にはまった作品だと思う。
— ナカノ実験室 (@yarukimedesu) 2023年8月13日
1.精彩な背景が入れられるから、空白の間を使う機会が減った。
2.キャラの細かいところまで描けるから、必要な省略が少ない。
3.コマにおけるキャラ、背景の引き算がされてない(埋もれている)。
などなど。好きだったなー。
でも、好きだったんよ。ほんとうです。