珍子ちゃんと、ジャンプ編集者漫画と、お約束のネバーランドでお馴染みの宮崎周平先生の新連載でした。今、ギャグ枠で一番安定しているコミックと言えるかもしれんね。
斉木楠雄が終了してから、ようやく現れたギャグの安定枠なんじゃないか?と思いますんよ。
WJパロディ。
コミックスの1巻は、ドラえもんのパロディになってますけど、登場人物もドラパロになってます。だけど、内容で多く出てくるのは、ジャンプのパロディです。ハンターハンター、呪術廻戦など、ホットなパロディが多いです。
また、主人公のボンド少年が、週刊少年ジャンプの愛読者だったりするので、パロディじゃなくても、作品名やキャラ名が出てくることが多いです。
人を傷つけない笑い。
僕とロボ子に至るまでの宮崎作品は、わりと理不尽な暴力や言動の多い漫画だったのですが、僕ロボに関しては、キャラに良い奴が多いです。ドラえもんで言うところのジャイアンとスネ夫ポジションのゴリラとモツオは、第1話から「ガラと口は悪いのに、性格は良い奴」というのを貫き続けています。
主人公のロボ子は、わりと理不尽なこともするのですが、それでも人を傷つけない範囲でおさまってると思います。
最終回の予想。
基本的に、日常系コメディで進んでいて、物語の縦ラインとか、ラスボスとか、伏線はありません。だからして、主人公らが小学生だから、小学校卒業のタイミングで最終回となるとか?
あるいは、ドラえもんパロディの要素が強いので、ドラえもん最終回をパロった感じで、ボンドとロボ子の別れがラストになるのか…?
もしくは、もっとはっちゃけて、急に世界征服を企む悪の組織が出てくるとか、世界中のOM(オーダーメイド、作品内に出てくる家庭用アンドロイド)が、急に暴走を始めるとか、そんな火の鳥チックなクライシス展開もあるかも?
狂ったOMを、ボンドとロボ子と仲間たちが正常に戻しつつ、奔走するのかもしれない。そう、世界の平和のために。