ギャグ漫画です。
けっこう面白かったけど、すぐに終わった。
名画パロディの打ち切り漫画。
西洋版の「磯部磯兵衛物語」とも言えます。磯部磯兵衛物語は、浮世絵などをパロディにした江戸時代フィクションのギャグ漫画でしたけど、ダビデ君は、主人公がダビデ像でした。
ダビデ君の友達は、小便小僧君で、ヒロインはヴィーナスで、もう一人のヒロインはモネだったり、ともかく絵画とか石像っぽいキャラがいる世界観だったのですが、なぜ、そうなのか?というのは分からずじまいでした。
ただ、石像のダビデ君が、人間姿が描かれたシーンもあったりして、何か意味があったのじゃないか?と思えますけど、作品内では明かされませんでした。
みんな良いヤツ。
最近のジャンプ漫画の傾向ですが、主人公とその仲間には、良いヤツが多い。敵キャラは嫌なヤツがいても、主人公は良いヤツ。ダビデ君も、ダメ人間でありながら「頑張る時は頑張るヤツ」という感じで、良いヤツです。
なんだかんだで、ラブコメもしたり、妹も美少女でシスコンで、親もそこそこ裕福そうだから、実は、リア充だった気もする。
燃えるお兄さんの国宝健一のように、性格の悪い主人公とかは、現在のWJでは好まれないのかもしれんね。
コミックスの描き下ろし。
Wikipediaを読むだに、コミックス最終4巻の描き下ろしが充実しているとのこと。いわゆる後日談的な内容ですが、登場人物達のその後に触れているみたいで、ちょっと読みたくなりました。ほんとうです。
最終回の感想。
ダビデの告白からスタート。モナリザさんとかも見守る。今回が最終回なのか?と、作者コメンツを読んだら、スルメのことが書いてあった…。なんでや…。
思春期ルネサンス!ダビデ君35話・最終回「ダビデ君とヴィーナスさん」確定ネタバレ注意!恋愛・ラブコメ・大団円(´;ω;`)36話予想・ジャンプ感想26号2019年16