大学院卒ニート、しやわせになりたい。

働かないで、アフィリエイトとか、ユーチューバーで幸せになりたいです。

スポンサーリンク

【アニメ・漫画業界全体が猛省すべき点】は痴漢を助長しているのか?

アクタージュの連載終了に関して書かれた記事への言及記事です。元記事を書かれたid:arrow1953 氏は、若干のブログ交流があったのですが、氏は私(yarukimedesu)のことは、忘れておられるかもしれません。

元記事へのリンクは、記事文末に作成します。


目下炎上中の元記事ですが、文中には、いわゆる煽り表現が多用されているのは、それは、筆者の狙い通りでしょう。私も、その煽りに負けそうになったのですが、私がアクタージュ原作者逮捕の一件で、理解できない部分というものを解明するヒントがあるのじゃないか?と、思い何度か読み返しました。

理解できない部分とは、「舞台化、アニメ化が決まっている原作者が、その社会的地位を失いかねない犯罪を、なぜ行ってしまったのか?」という部分です。理性のタガが外れるから犯罪のようにも思えますが、正直、外れすぎな気がします。原作者の印税収入って分かりませんが、話題になればコミックスの売上が上がるでしょうし、ビッグマネーを予感できたであろう時に、なぜ、痴漢をしたのか?という部分です。

今後、私はどうなるかは分かりませんが、いちおう、社会的リスクは計算できる側の人間なので、原作者の心境というのは、想像することはできても、そこに到達するのは難しいように思えます。


そのような疑問を持ちつつ、arrow1953氏の記事を何度か読みました。以下は、参考になった部分の引用です。

今回の痴漢行為は明確な原作者の意図があるため「ラッキースケベ」ではありません。だけど、【中略】「触れた男性も触れられた女性も単なる日常の小さなアクシデント」という演出の多用が女性の身体を軽々しく扱っていいもの、或いは行為そのものが「日常の小さなトラブル」的なものとして処理されるものという勘違いをこの社会にさせているのではないだろうか?おそらくこの原作者も女子の胸に触るという行為を「痴漢」だという自覚と、先ほど述べた勘違いをごちゃまぜにしたような心境にいたんではないだろうかと僕は思っています。


ブログ記事全般に煽り表現が多用されているので、引用部分も可燃性をおび、また、ブコメを眺めていると誤読も発生しているように思えます。煽りの目的は、正常な精神で読ませないことなので、正しく作用しているようにも思えますが、もったいなくも思えます。

さて、引用部分に触れてみると…。

  1. 痴漢はラッキースケベではない。
  2. しかし、漫画やアニメ、ライトノベルなどで多用されるそれらが、女性の身体を軽々しく扱っていいものという勘違いをこの社会にさせているのではないだろうか?(引用一部改変)

こんな感じでしょうか。これらの主張を全て肯定することは、私にはできませんが、同時に全否定もできません。原作者は、私よりもだいぶ年下で、ラッキースケベなどのマンガ表現が世の中に与えている影響があるのだとしたら、その影響の受け取り方が違う可能性はあるわけで、私が理解できない部分に関与している可能性はあるわけです。

漫画表現が、社会や個人に悪影響があるとして、それらを封じていこうということは、私は、賛成はできませんが、悪影響があるかもしれないと考えておくことは、必要なのかもしれません。

果たして、原作者はarrow1953氏の言う「勘違いをごちゃまぜにしたような心境」にあったかどうかは分かりませんが、その可能性は絶対にないとは言えないわけで、この問題を掘り下げるために、一つの参考意見となりました。

以下が、元記事です。

arrow1953.hatenablog.com

他者の心を慮れるか否か。

私は、原作者逮捕でショックだったことを掘り下げていくと、アクタージュが演劇を扱った漫画でのあったという部分だと、この記事を書いていて分かりました。

演劇関係者も様々なので、全ての人がそうではないと思いますが、私が思うに演劇は、「相手の気持ちを考える」という側面もあります。それは、脚本に沿って行われますが、自分(役)の心と向き合いつつ、共演者、台詞を交わす役の心も考えないといけません。相手を悲しませる台詞を言うなら、相手の悲しい気持ちも役者として考えた上でないと発せないと思います。

演劇は、自分と他者の心の在り方を考える側面は確かにあると思います。そして、犯罪というのは、相手のことを考えられないから起きると思います。もちろん、相手が傷つくことも含めて犯罪をする人もいると思いますが、痴漢をされた人の気持ちや、その親の気持ちなどを想像して、それらをやってはいけないことだと考えることができれば、痴漢に走る可能性は減るのじゃないかと思います。

私の部屋には、arrow1953氏が言うような漫画よりも、もっともっとヒドイ成人漫画が転がっております。私は、ぶっちゃけ人生がオワって来ているので、性犯罪などに走る可能性は、家庭を持っている人などよりは高いように思えますが、そうならないのは、性犯罪をすれば、確実に傷つける人と、悲しむ人が出てくるのが、容易に想像できるからです。世の中には、有害な表現は溢れかえっていると思いますが、それらがあった上で、情報との接し方や、他者を慮る心があれば、悪影響の負の部分を相殺できるのじゃないか?と思います。

話はそれましたが、「他者のことを考える」ことに繋がると私は思っている演劇を扱った漫画の原作者が、他者の心を蹂躙する犯罪をし、また、少年少女も含めた読者、舞台化のオーディションに参加した人の夢を奪い去ったが、ショックだったと思います。

後半は、元記事からは離れた内容ですが、以上のようなことを考えました。