すごい漫画が始まった。
前作のファイアパンチから、すでに注目を集めておられた藤本タツキ先生。ジャンプ+で連載されていたのに、読んでなかった私(´;ω;`)。
(´;ω;`)。
公安VS悪魔の神漫画。
チェンソーマンの凄さを人に伝えようと思ったら、「すごいジャンプ漫画がはじまった!」という感じになるんじゃないでしょうか。設定をおさらいすると…。
- 「悪魔がいる」という設定の現実社会。スマートフォンが登場しなかったり、新幹線の形が古かったりするから、インターネットや携帯電話が登場する前の時代設定なんじゃないだろうか。
- 悪魔が存在するから、悪魔を討伐する仕事、デビルハンターなどがある。
- 民間デビルハンターと、公務員の公安対魔特異課などがある。
- 悪魔は恐怖を具現化して生まれる。「銃の悪魔」が世界的に猛威を奮った過去から、全世界的に銃が規制されている。警察や公務員の銃の使用許可などが厳密化されている(はず)。
- 銃の悪魔の下僕や、銃の悪魔側の人間は銃を使いがち。
こんな感じ。では、ただ銃の悪魔がラスボスのバトル漫画か?と言えば、そんな一言には言い表わせなくて、異常なほどに人間関係とか、国家間の関係などが混み合っています。
主人公のデンジは、わりと倫理観がぶっ壊れてますけど、ネズミと食い物を争うような生い立ちのせいか、「こいつ、クソヤローだな」と思うと同時に、「デンジなら、仕方ないよね。義務教育も受けてないもんね(´;ω;`)」みたいなバランス感覚が生まれます。
最終回の予想。
これは、67話まで読んだ時点での予想です。ぶっちゃけて言うと、全然、分からん。
- 銃の悪魔がラスボスになるかすら、定かではないけど、倒す。銃の悪魔の肉片が全部揃うのは、他にも集めているヤツがいるとか、国がいるとかで、終盤にドバっと集まるでしょう。
- アキは死ぬでしょう。アキの寿命が作品内時間のタイムリミットと言えるかもしれませんが、最終回の前に死んだり、生き返ったりする可能性もありそう。
- マキマの正体などが分かる。最悪、ラスボスになる可能性もある。ヒロイン的なポジションだけど、同僚から命を狙われていたり、謎が多い。
- 実は、マキマは銃の悪魔の信奉者とかだったら鬱展開だけど、読者側の正義の存在であってほしいが…。最終回までに、マキマの生い立ちなども描かれるでしょう。
- ソ連では、魔人を育成する謎の組織っぽいものがあったようだけど、日本にもマキマのような人間を生み出す、闇の機関とかありそう。
- ポチタの正体も明らかになるでしょう。悪魔は地獄で死ぬと現世にやってくる。その前にチェンソーの起動音を聞いた悪魔が多数いる…という話があったから、ポチタは地獄時代に悪魔を殺していたのでしょう。
- では、ポチタを地獄で殺したのは誰なのか?デンジと出会った時に傷を負っていたのは、なぜだったのか?デンジの心臓(ポチタ)を狙うヤツが多いのはなぜなのか?
- 銃の悪魔と、チェンソーの悪魔(ポチタ)に深い因縁があると思われます。
- ポチタは、チェンソーの悪魔と思われがちだけど、実は「闇」などと並ぶ根源的な恐怖なのかも。例えば「切断」であるとか…。
だいたいのジャンプ漫画は「コイツ倒したら最終回」とか、「○○に至ったら最終回」というパターンが多いです。しかし、チェンソーマンにおいては「銃の悪魔倒したら最終回」だとしても、そこに至る経緯などが予想できません。なんなら、銃の悪魔がラスボスじゃない可能性すら大いにありえます。
この記事をブログに公開してから、どれくらいの話数があって最終回になるか分かりませんが、この予想記事がどれくらい「外れるか」が、楽しみであります。
すごい面白いので、みんな読んだ方がいいですよ。