一番好き・僕アカ。
動物園。バルジ。僕アカ。堀越耕平作品の3つ目の連載。ジャンプの中で2作品が打ち切りで、3作品目で大ヒットというのは、珍しい。
前2作のオマージュキャラ（外見や名前が同じ）なども出てくるのが楽しい。あと、珍しいのは、僕のヒーローアカデミアという作品は、ジャンプNEXTか赤丸ジャンプに、だいぶ昔に掲載された作品のリボーンだったりする。
ヒーローが題材の読切で、サラリーマンの設定で緑谷なども出てくる。連載化に至らなかった読切を、ほりこして連載になるのも珍しい。
あと、最近の連載作品では、ハイキュー！！と並ぶぐらいに第1話が超面白い作品。魂が震えるってやつ。ワンピースにおける「涙」に近い文脈があるけど、友情・努力・勝利とは違う柱、「許し」や「許容」そういうモノもあるかもしれない。
アメコミ風の世界観で、一般人のほとんどが異能に目覚めた（近未来の）世界でありながら、登場人物の心情などを読者が共感できるのは、人間を描いているからだと思う。
明るい部分もありながら、誰得？と思えるくらいにシビアな話も出てくる。作者の作家性の明るい部分も、暗い部分も、全力投入された意欲作であると思うのである。
アンケートを行いました。
ジャンプ感想を、もう10年以上やっている私です。週刊少年ジャンプ50周年ということで、ネットアンケートを行ってみました。「人生で一番好きなジャンプ漫画は何ですか？」というお題です。
人生で一番好きなジャンプ漫画『ONE PIECE（ワンピース）』「ロビンに対してルフィが……」100件アンケート（15/100）【WeeklyJUMP創刊50周年記念】 #WJ - 大学院卒ニート、しやわせになりたい。
僕のヒーローアカデミアが好きです。
人が何かしらの個性と呼ばれる能力を持つ超人社会で、個性を駆使し、横行する犯罪者とそれを制御するヒーローと呼ばれる職種が存在し、無個性の主人公が、ヒーロー育成の高校に入学して、最高のヒーローを目指す物語です。無個性だった主人公がナンバー1のヒーローから、個性を譲渡され、慣れない個性をコントロールする鍛錬を積みながら成長していきます。特別体力も強くない主人公が個性を使うため体力的な努力も重ねます。本来ヒーローになるには厳しい能力の主人公ですが、夢を目指す思いは強く、その為の努力を惜しまない才能をもっていて、周りの人間からも一目置かれる存在となっていき、仲間と力を合わせて成長していく姿は胸を打ちます。まさに少年漫画の王道をいく作品で面白いです。
僕のヒーローアカデミア、入学したい。
僕のヒーローアカデミア、どうして手に取ったのかは覚えていないけれど、元々アメコミが好きでなんとなく手に取った気がする。特殊能力を持っている人が普通になっている設定で、主人公の出久は無個性。
簡単にいうと、なにも個性がない少年。少年誌では結構あるあるの設定だったが、最近稀に見る王道漫画だと思った。出久が憧れている最強のヒーローオールマイト、筋肉ムキムキでどんな敵でも倒しちゃう。かっこいい。「私が来た」その一言で人を安心させるオールマイトが素敵で好きになった。無個性の出久がひょんなことからオールマイトの個性を「受け継ぐ」ストーリー。
無個性で冴えない出久が、有名エリートヒーローの育成高校に入学してライバルと切磋琢磨する話なんて、青春で素敵じゃないの！と思った。ストーリー展開やキャラクターもみんな魅力的で、なにより女の子が可愛くて読み応えがある。どんなに面白い漫画でも、女の子が可愛くなければダメだ。と私は感じている。その点、「僕のヒーローアカデミア」は女子がみんなかわいい。
最高だ。沢山のヒーローが出てくるけれど、個性が被ったりしなくてよく考えているなあ。といつも思う。友達とこんな個性がほしい！なんて話をするのも楽しい。出久がいろんな壁にぶつかって、体を壊したり、上手くいかなかったり、親友を支えられなかったり、たまにポロリ。
基本的にはコメディ要素もあるが、シリアスな場面もしくこくなくて読みやすい。まだ完結していない漫画だけれど、ジャンプ漫画の中で人生で一番好きな漫画だ。
