先日、以下の記事がアクセスを集めていました。
せっかくなので、さらに解説した記事を書こうと思ってましたが、一週間経ってしまいました。放送地域によっては、今夜放送とかあるかもしれないので、ネタバレ注意でお願いします。
以下から写真の画像で解説。
まず、トランプから各マークより、A、J、Q、Kを抜き出します。
それぞれが、このような順番になってます。
これらを順番が崩れないように重ねます。
重ねました。次はカットします。
2つの山に分けて。
重ねます。ダイヤの3は重なりがわかりやすいように置いただけで、マジックの本懐には関係ないです。カットを繰り返します。
分けて。
乗せる。ここで大事なのは、乗せるだけで、カードを間に挿入するようなシャッフルはしないということです。
この作業はマジックを見せる人にもやって貰います。カットがすんだら、並べて行きます。
頭から1枚ずつめくって並べています。
あとは繰り返し。
並べ終わり。これらをめくっていくと…。
どん。
どん。
どん。
どん。
ででん。という感じで、数字が揃ったわけでした。以上です。
種明かし?
法則性の部分は、冒頭で紹介した記事で以下のように書いてました。引用です。
法則性のあるマジックとのことでしたが、キーの部分は、カットしても順番変わってない…という部分でしょう。そして、最初の順番が変わってなくて、4枚セットだから、4枚単位で並べると、自然と「揃う」という感じだと思います。
どういうことなのか?まず、やってはいけないNGな行動を紹介。
カードをカットするときに、このように間に挿入されるような混ぜ方をしたらNGです。カードの順番が変わるからですね。
では、カットして上に乗せる(あるいは下に入れる)という行為はどういうことか?と確認すると…。(ここを詳しく解説すると本業のマジシャンの人が困りそうなのでボヤっと説明します。)
これが。
こんな感じです。
まとめ。
まとめると…。
- カットしてもカードの順番は変わってない。
- 4種類4セットのカードを4箇所に順番通りに並べるのだから揃って当然。
てな感じです。ちなみに数字が揃った状態で、同じ手順を踏むと…。
最初のこの状態になります。
おしまい。
ちなみにトランプは、亡き祖父の遺品を整理するときに、岡山の母方の実家から貰ってきたものを使いました。というか、トランプを置いた机も、祖父が使っていたものでした。久しぶりに画像を使った記事とか書いたので、拡散希望でお願いします。ツイッターとか、はてなブックマーク、Google+なんかでシェアして貰うと幸いです。