以下の素晴らしい記事を読んでみて。
インスパイアされた形で書いてみます。
あれは数年前。まだ、親子の関係も今ほどは悪くはなくて、どういう理由があったのかは忘れたが、両親と一緒に王将に食べに行った。王将で餃子を注文したら店長が出てきてお礼を言われた日。もう、何年の何月何日とか忘れたけど。
王将に行くと、とりあえず人数+1くらい餃子を注文する時が多い。だから、餃子を四人前くらい注文したのだったと思う。ただ、それだけなのだけど、その餃子は、その店の店長が持ってきて、さらに脱帽して、頭を下げて…。
「このご時世に、餃子をご注文いただき、ありがとうございます。」
そんな内容だったと思う。当時、もう詳しいことは忘れたけど、冷凍食品の餃子から農薬か、危険物が出たとかで、冷凍食品の餃子が回収されたりとか、そんなご時世だったと思う。だけど、もちろん、王将の餃子は冷凍食品じゃあないことは知っていたし、問題となっている餃子と出処が全然違うことも分かっていた。
だから、餃子を注文したのだけど、お礼を言われた。当時、具体的に王将の餃子の売上が落ちていたのかは分からないけど、店長が出てきたというのは、やはり、下がっていたのじゃないか、と思う。
冷凍食品と王将の餃子は違う。それでも、餃子自体が避けられるのだとしたら、風評被害ってあるのだろうな…と、数年前考えたことでした。以上、私小説でした。