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【仄見える少年・打ち切り終了記念】作品内の設定に使われた読者コストが面白さに昇華せずストレスだったんじゃまいか【伊織の戦いは始まったばかり】

仄見える少年・打ち切り終了記念。

FC2ブログの方にも最終回を書こうと思いますが、はてなブログにも最終回の感想を書こうと思います。松井優征氏の漫画を読むことに読者が払うコストと、感じるストレスを基準にして、「仄見える少年」を考えてみます。

ちなみに「ほのみえる」で「仄見える」は変換されないので、感想とか書くのにストレスあります。「逃げ上手」は、すぐに変換できます。

作品内の設定に使われた読者コストが面白さに昇華しない。

ざっと思い浮かぶ作品内の設定を列挙。

  1. 作品内の怪異は、霊怪(レイカイ)と呼ばれる存在が引き起こす。
  2. 主人公は、霊怪を祓う霊媒師。
  3. 霊媒師は、霊怪を使役して戦う。
  4. ヒロインは霊怪を呼び寄せる体質の「招き手」。
  5. 主人公の姉は最強の霊媒師。
  6. 霊媒師が所属する組織が複数あり、それぞれ難しい名前がついている。
  7. 主人公の宿敵は千手童子。
  8. 千手童子が力を与えた招き手は、「宿し手」と呼ばれる。

こんな感じ。「霊怪」という独自の概念が物凄く面白いわけでもなく、ぶっちゃけ「悪霊」とかの方がストレスフリーだった気がする。あと、霊媒師の所属の組織が複数あるとか、設定が活きた話はなかった。

設定などがストレスだったんじゃまいか。

前述の設定以外にも、霊媒師が使う術には、それぞれ設定があり、祓う霊怪にも、設定がある。個人の感想になってしまうけど、それらの設定を理解することが、作品を楽しむことに直結している感じがしなかった。

最終シリーズで、キーになったのは、「霊媒師に雑に扱われたことで、人形に蓄積された怨念」だったりするんですが、正直、「そうなんですか」と思うばかりであった。

作品内で「こうだからこうなんだ」という設定があっても、それが読者の私の身近な問題として感じられなかったというのも、あるのかもしれない。

同じ霊的なものを扱っている呪術廻戦には、そんな感じは受けないので、設定を理解するコストが、作品を楽しむメリットに直結してるんだと思われます。ニュアンスでしか語れないですが、そんな感じ。

伊織の戦いは始まったばかり。

以下は、描き下ろしの予想に書いたこと。

千手童子を倒すまでもなく、伊織の心は救われたから、千手を倒すのは、もう意味を持たないのかもしれない。むしろ、姉と千手の戦いが描かれて、1話に至った物語というものが、補われるのかもしれんね。
仄見える少年・31話予想・感想『夜生と黒瀬の過去外伝読切!伏線の完全回収なるのか?』「仄かに見えるもの」(後藤冬吾×松浦健人)最終回の次回(ジャンプ18号2021年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇


ラスボスこそ倒さなかったけど、主人公の心の成長という意味では、物語は完結したのかもしれない。

先週の感想。

29話「戦える」

伊織は、隠形鬼の力の新たな使い方をあみだした。そして、アイベツ達の救出を目指す!そこに、千手童子が現れる。新たな力で、最終決戦となるのか…!?
仄見える少年29話・纏う隠形鬼と分霊結界の転用「戦える」感想&あらすじ+30話予想・ジャンプ感想17号2021年【ネタバレ注意】

「姉は何をやっとるんじゃい!」と思う読者は多いと思うけど、きっと、他の宿し手を倒しているに違いない。主人公が千手童子を倒したら、宿し手軍団も全滅していて、大団円ハッピーエンドに違いない。
仄見える少年30話予想・感想『最終回か!?千手童子倒す!?他の宿し手全員放置!』「戦える」(後藤冬吾×松浦健人)の次回(ジャンプ17号2021年)。 #WJ - ジャンプ予想を書く!伝外超スデメキルヤ団劇