一番好き・バトル漫画。
ジャンプ50周年を記念したアンケートしてましたが、ブログ公開する前に2018年が終わりそうです。はてさて。
ジャンプと言えば「バトル漫画」と言うイメージもありますが、好きな漫画のアンケートで回答を得た、少数派の意見のまとめなのですが、少数派の意見であっても、超有名作品が多いです。
ちなみに私が一番好きなバトル漫画は、記事の最後にそっとお知らせします。
アンケートを行いました。
ジャンプ感想を、もう10年以上やっている私です。週刊少年ジャンプ50周年ということで、ネットアンケートを行ってみました。「人生で一番好きなジャンプ漫画は何ですか?」というお題です。
人生で一番好きなジャンプ漫画『ONE PIECE(ワンピース)』「ロビンに対してルフィが……」100件アンケート(15/100)【WeeklyJUMP創刊50周年記念】 #WJ - 大学院卒ニート、しやわせになりたい。
魁!!男塾は男女問わず絶対に読むべき漫画
宮下あきら氏による漫画「魁!!男塾」は、私の、人生で一番好きなジャンプ漫画です。
剣桃太郎をはじめとする男塾の学生たちが、男塾をはじめ様々な場所で命をかけて死闘を繰り広げる姿は、思い出しただけでも胸が熱くなります。
他にもおすすめのジャンプ漫画はたくさんありますが、学生時代に大ハマリし、未だに大好きで何度も読み返しています。
なかでも藤堂兵衛を討つべく戦う、天挑五輪大武會編は必見です。
何度読んでも飽きません。感動します。
「魁!!男塾」は、ギャグも多く、感動シーンも多く、男女問わず楽しめる最高の漫画だと思っています。
テレビアニメになったのも納得の面白さです。
未読のかたにはぜひ読んでみることをおすすめします。
ワクワクして待っていた花の慶次。
週刊ジャンプは毎週購読していたので、時代劇好きでもあるので花の慶次も読みだしました。
正直、前田慶次という人物には馴染はありません。
前田家=前田利家というイメージをぶち壊した漫画でした。
時代劇でも表舞台に立つこともない人物がキラキラと輝いました。
もちろん、歴史の脇役だけではありまん。
主役である豊臣秀吉、徳川家康、歴史物ではお約束の伊達政宗らも登場します。
フィクションであろう人物も多数出てきますが、それらと慶次との絡みがいい。
豪快な傾奇者「前田慶次」は人というモノを変えていく、変わっていくのが清々しい。
彼に嫉妬し、怨みを持つ人物もいる事も全体を読み返すと味があります。
大人になって、前田慶次という人物が魅力的なのが理解できるようになりました。
修羅場の中に自ら突っ込んで豪放磊落に、逃げずに解決している彼は誰よりもまぶしい。
最初から最後まで満足させられた数少ない漫画です。
るろうに剣心は永遠にベストカップル。
小学生からジャンプを読んでいますが、最も影響を受けたのがるろうに剣心です。
私が中学生の頃にるろうに剣心の連載が始まりました。
少年誌なのに、まるで少女漫画のキャラクターのように可愛い絵柄で、内容より先に絵が気に入って読み始めました。
小中学生向きのジャンプなのに、主人公が大人という設定もびっくり。明るいだけでなく、影のある部分にも惹かれました。
男の子達が剣心のバトルに夢中になる中、私がハマったのは剣心と薫の恋模様です。
ピュアで切なく、遠回りの恋にきゅんきゅんしながら読んでいました。
自分が剣道をしていたこともあり、薫に対して親近感もあったのだと思います。
七巻の別れのシーンでは思わず涙が出る程でした。
剣心と薫のカップルはまさにベストカップルだと思います。
邪道のように見えても王道を行くワールドトリガー面白い
ワールドトリガーは、正直読む人を選ぶ作品だと思います。何しろ「弱い主人公が簡単に強くならない」「血筋も生まれも関係ない」「気持ちの強さで勝負は決まらない」「親の言う事が正しいとは思うな」といったこれまでの少年漫画テンプレから大きく外れた物語が綴られていくからです。一見、邪道のように見えますが実際には見事な程物語の中に「友情」や「努力」が組み込まれています。主人公の弱さを冷徹な程に描きながらも、彼の努力とその周辺の人々の見守り具合が心地良く感じられるように表現されていると思います。
又、この作品程多人数の戦闘シーンを見事な程混乱させずに読ませてくれる漫画を知りません。良く有る「ターン制バトル」にせずに描き切る作者の能力の高さに驚嘆するばかりです。登場人物の全てが、今現在の状況と立場を判断し自分で考えて動いているのがわかるのは、本当に凄いと思わされます。
勿論、何の齟齬も無いわけではありません。突き詰めれば無理のある部分も出てきますが、週間連載でここまで整合性を持った作品は少ないでしょう。
現在、残念ながら作者の病気により休載中ですが、連載再開を心から待っている大切な作品です。
週刊少年ジャンプじゃないですけどね。
『CLAYMORE』、いつも心に大剣を。
2001年7月からジャンプにて連載開始された八木教広先生による作品です。最少深夜のアニメで観て、大剣を帯びた女性キャラクターの格好良さと敵である異形の者たちのデザインに一目惚れしました。なかなか漫画を購入することはないので、古本屋で何回も立ち読みしてそれでも「これは家に置いて置くべき漫画だ!」と遂に購入開始。その頃は11巻まで出ていました。
なんと言っても主人公のクレアに私は自分を重ねることが多く、感情移入しました。妖魔という人間の敵を倒す戦士として造り出された女剣士たち。でも彼女達が妖魔の肉を取り込んで戦士となっていることから人間からぶきみがられ、忌み嫌われる。それでも彼女たちは命がけで人間のために戦い、やがて散っていきます。主人公のクレアは47人いる戦士のなかで最下位。弱小です。それでも彼女はある人のため、目的のためにひたすら努力します。いろんな人に会い、失い、努力してもしても「何もかもが遠い」と落ち込むことがあっても前進することをやめない。自分を含めて人は弱いから失敗することも、暴走することも、自分を見失うこともあるけれど何度でも立ち上がるし、立ち上がれるんだと思えた作品です。私が読み始めたとき、ちょうどプライベートで絶望的なことを体験した直後でした。物語の最初の頃にクレアもある「絶望」を経験しています。誰しも人生で突然そんなことが身にふりかかることがあると思います。私はこれからも「絶望」がやってきてもこの作品を読み返すことで対処できる気がします。
世界観も魅力でした。自分の信じている、全てだと思っているものがまやかしだったとき、何もしないのか、それとも行動して世界を変えるか。彼女たちは自分たちのためだけでなく、自分たちを軽蔑していた人間のためにも世界を変えます。そして、分かりあえないと思っていた人間にも変化が起こり、ともに生きていく。彼女たちの誠実さや他人への思いやりの積み重ねがあってこそ、でした。
全27巻。うちの本棚にいつでも読めるように配置してあります。大好きで大切な作品です。
私の一番好きなジャンプのバトル漫画。
異論は許さん。絶対に許さん。