相棒17第8話「微笑みの研究」感想ネタバレ注意！佐津川愛美・冨樫真・オクイシュージ出演！認知科学と霊能者！天才児と共感！エンパスと人間の資格(´；ω；｀)　#aibou

今日は、オンタイムで見ました。ほんまこれ。

正直、ちょっと温い回かな？と思ったのですが、後半の巻き返しがすごかったです。一つの殺人事件に、二重、三重の真相が重なっていく感じ、震えいました。ほんとうです。

認知科学の関係者、ほんまこれ。殺人犯と、それに関わった人々。それぞれにヤバい感じがあるというか、佐津川愛美さんの雰囲気が良かったです。

相棒は、たまに、精神や情緒が不安定であったり、一般的には障害者と呼ばれる人であったり、異能などを描くことがありますが、今回もそんな感じでした。

なにか、精神的な不安定さを感じさせつつ、犯人なのか？と思わせつつ、最後の真相が良かったです。

次回予告であったヤツ。ほんまこれ。

導入が霊能者だったから、トリックみたいな、やべーヤツかな？と思ったのですが、霊能者のテクニックが認知科学的に分析されて、今回のテーマに繋がった感じでした。霊能者は、賑やかし。

作品内の認知科学の研究テーマ。天才児、共感、そして、オカルト。天才児の研究が、殺人の動機になったり、そもそもオカルトの研究が…という感じで。

3つの研究テーマが、複雑に絡み合った感じですが、その真相が明らかになっていく過程が震えました。

あと、天才児は女の子の子役でしたが、芝居であることが分かっていても、手が傷だらけだったり、自殺しちゃった…というのを見ると、辛い気持ちになりました。

つらたん。

本当にあるのか？と、検索してみると、少なくともウィキペディアのページがトップに出てくる感じではなかったです。共感力が、異能のレベルで高すぎる人。

逃れられない殺意から、逃れるために行われた犯行（？）。しかし、共感という能力があるのであれば、最悪の方法以外にできることはなかったのか？杉下警部の言葉は、厳しくも、優しい。

そして、人間の資格。刑罰には問えない、黒幕に対する杉下警部の怒り。刑事罰には問われなくても、社会が許さないってのは、まさに、その通りだったろうな…と。

登場した研究者の大半が、殺人事件に関わったという意味でヤバかった訳ですが、杉下警部に「人間の資格なし」と言われた黒幕が、一番、やばかったです。

「罪には問われない」。そんなことが、まかり通っているのが、現代なのじゃないでしょうか。

大学院卒ニート、しやわせになりたい。