このブログ記事の内容は全てフィクションです。実際の事件、人物などとは関係ありませんし、偶然似た事例があったとしても、それを毀損しようという目的はありませんし、私は絶対に責任をとりません。
5才になる息子は私の一発ギャグが大好きだ。
「……なーんつって。」
「ハハハ、アハハハ!面白い!もう一回!もう一回やって!」
大人なら笑わないであろう一発ギャグを何度も何度もリクエストされる。
「……なーんつって。」
「ハハハ!ハハハハッ!!」
笑っている息子を見ていると、私も嬉しくて、ギャグを続ける。
「……なーんつって。」
「ハハハハ!おかしい!苦しい!お腹痛い!お腹痛い!」
息子が笑顔で悶絶している。
「……なーんつって。」
「…………。」
「笑いすぎて、疲れちゃった?……し、死んでる!?」
5才の息子が辛い食べ物にも興味を持ってようです。
「食べたいの?でも辛いよ?辛いって分かる?」
「食べたい!」
台所にいる妻に見つかれないように、辛いポテトチップスを1枚だけ、息子の手に乗せる。
「ぱく。」
「どう?」
「……痛い!舌、痛い!水!水ほしい!水!みじゅ!」
「ははは。じゃあ、お母さんに水もらってくるよ。」
「痛い!痛い!」
息子の叫び声が聞こえていたらしく、妻から怒られる。息子用のアニメのコップに氷水を入れて、リビングに戻る。
「はい、おまちどうさん…………し、死んでる!?」
4才の娘とコチョコチョごっこが楽しいです。
「ほ~ら、くすぐるぞぉ!こちょこちょこちょこちょ!」
「あははは!くすぐったい!くすぐったい!」
小さい女の子が暴れると、乳臭いというか、甘ったるい匂いがする。
「ほら、どうだ!こちょこちょこちょこちょ!こちょこちょこちょこちょ!」
「…………。」
「し、死んでる!?」
金曜日の夜は僕がお風呂当番。
「入るよ~……し、死んでる!?」
小学校入学、なかなか起きてこないのは、学校が嫌なのかな?
「……し、死んでる!?」
産声を聞いた時、人生の中心が自分じゃあなくて、子供になったことに気付いた。僕の両親も、同じ思いをしたのだろうか?親になるってのは、こういうことなのか?
「……し、死んでる!?」
僕は心の病気です。
独身には笑えるけど、既婚者、子持ち、子持ちししゃもには全然笑えない内容ってあるだろうか?と思ったけど、独身の僕も全然笑えなかった。子供死ぬ小説は、ダメだな。少なくともネタにはならん。