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相棒season19第3話「目利き」みんなの感想まとめ・特殊詐欺と実演販売のエレジー(ネタバレ注意)。

相棒season19第3話「目利き」みんなの感想まとめ。

相棒19の3話の感想をクラウドワークスで募ってみました。1・2話はVRの話でしたが、3話は特殊詐欺にまつわる話でした。

気持ちのすれ違いが生み出した悲しい真相系の話で、私も相棒シリーズで好きなヤツでした。以下からは、みんなの感想です。

詐欺グループにまつわるお話です

脚本は神森万里江さんです。年配の女性が詐欺グループに500万円騙し取られて、屋上から飛び降り自殺しそうな所を相棒のお二人に阻止されます。こういう詐欺事件は、よく耳にしますのでリアルに感じました。自殺は阻止されて良かったです。

次に2課の尾崎係長が死体で発見されます。尾崎は実は他殺ではありません。刑事としてはどうかと思いますが、事情があるならああなってしまった気持ちもわからなくもないです。実演販売士の酒井にも疑われて、ちょっと尾崎が気の毒だなあと思いました。

酒井の気持ちも分からなくもないですが、刑事に扮して被害者に事情を聞いて回るのはいけないことだと思います。相棒のお二人は大活躍されていました。脚本さん変わっても、相棒は面白かったです。来週も期待しています。

右京さんの実演販売が傑作。

今回は実演販売を行う男性が重要な人物として登場しましたが、その流れで右京さんが実演販売のまねごとをするシーンが傑作でした。
いやいや紙に付いたケチャップはとれないでしょ~って思いましたが、案の定紙はくしゃくしゃ。
その一連の流れが、何となく右京さんが楽しそうな感じに見え面白かったです。
冠城くんとのコンビネーションも放送回を増すごとに良くなって、名コンビになってきたと思います。
事件自体は悲しみの残る感じでしたが、テンポよく進むストーリーなので面白かったです。

芹沢さんが粋がっている。

少し内容から離れるかもしれませんが、相棒初代から見ている私にとって芹沢刑事は一番下っ端の刑事さんでしたが、今回のシリーズからややキャラが変わったように思います。

気のせいでしょうか?ただ本質的なところは変わらず、杉下右京の捜査に手も足もでないという感じです。自殺を止めた捜査二課の刑事が裏で通じているという話の内用にはちょっと違和感を覚えるところでした。それと従業員の自殺についても詰めがあまいストーリーとなっています。次回の方が面白いように感じます。

切られて分かる尻尾の末路。

今回は特殊詐欺をテーマにしたストーリーでしたが、掛け子の感覚なんてこんなもんなんだろうなと思わされましたね。
電話片手に指南書通りの筋書きで相手を騙して金を巻き上げる。ある意味ゲーム感覚なとこが何とも情けない。
所詮は使い捨ての尻尾に過ぎないんですよね。切られて初めて罪の重さに愕然とするんでしょうね。
詐欺で捕まった後に更生した男が実演販売で生計を立てているという、ある意味皮肉めいたストーリー展開でしたが、話術も使い様なんですねぇ。
終盤で主犯格も逮捕されますが、現実はどうなんでしょうね?。

やっと好きな相棒になった。

私が好きな相棒シリーズの内容になりホッとしました。1話と2話があまりにリアルさがなかったのでがっかりしていましたが、本来の内容のある、犯人(実際は犯人いなかったけど)に戻って本当に嬉しいです。杉下さんと冠城さんの先を見る捜査が事件に絡んでいくストーリーがいいですよね。

山本浩司さんは以前も相棒に出演していて、お試しのパンを食べた後自殺したのが印象に残っていたので、「あ、また出てる!」と思ってしまいました。相棒シリーズは同じ役者さんが何度か出演すること多いですよね。これからも予想外で、正義を貫く相棒が見られることを楽しみにしています。

シリーズ特有のやるせなさ。

相棒シリーズは好きでよく視聴していますが、犯人の身勝手な犯行か、誰かを守るためや勘違い等のやるせない後味の犯行に二分されると思っています。

今回のエピソードもかつて犯罪に手を染めた犯人を救ってくれた刑事を誤解から殺害してしまうという衝撃的なものでした。それでも最後は特命係の二人が真相に辿り着き犯人の心を救おうとする、勧善懲悪的な話ではありませんが、やるせないだけではない、ほんの一握りの救いが残る回でした。

自分が予想していた犯人と違った。

今回は死体事件の話でしたが、死体事件の犯人が実演販売の酒井ではないと思っていました。なぜかというと、疑わしい人は犯人ではないからです。しかし、他に登場人物が少なく、刑事の尾崎を殺した人が同僚の刑事なのかなと思いましたが、違っていました。自殺か他殺か見破るのは特命係の杉下右京でも難しいのに私たちはわからないはずです。今回はpaypayのCMに出ていた川俣しのぶさんが出ていて、「川俣さんが出ている」と思いました。

相棒に珍しく大勢の出演者がありビックリしました

オレオレ詐欺にあったお母さんののシーンから、( いきなり始まったビルの屋上からの投身自殺を図るお母さんとそれを止めようとする警察官の一段」腰が引けた警察官ですが、あまり見たことのない顔ばかり。

狭いマンションの一室でオレオレ詐欺の電話をかけていた「オレ詐欺集団のグループ」メンバー。いずれもひと癖ありそうな面構えが揃っていましたが、一人としてみた顔はありませんでした。

警察官グループとオレ詐欺グループ。合計30人は下らなかったと記憶しています。一応、最後まで見た感想は、「いつもの相棒にしては出演者が多かったな!」です。

相手の気持ちが分かる目利きは大事


右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は飛び降り自殺の女性を言葉巧みに未然に防ぐ。その女性は詐欺に会い500万円をだまし取られたことを話す。また、詐欺などの経済事件を扱う捜査二課の係長・尾崎(及川いぞう)が、遺体で発見される。

この2つの事件は別々の事件の形で捜査が始まる。右京と亘は尾崎係長が殺害まえに不審な買い物から違和感を感じ、実演販売士の酒井(山本浩司)から話を聞いていく。そして事件の絡んだ紐を一つひとつ解いていく右京と亘のコンビの演出はいいですね。また今回のタイトルが「目利き」になっていて、ドラマの最後のオチに使われているところが笑えました。また、タイトルの「目利き」という言葉は自分自身にも当てはまるところがあるようにも感じました。

いつもの相棒みたいな。

1話と2話でバーチャル世界を舞台にした事件があり、新しい試みをしていると3話も楽しみにしていたのですが、事件がトリックがシンプル過ぎて見ごたえがないなと思いました。いつもいつもいつもいつも面白いっていうのは無理でも、事件についてのはじまりトリックなり結末がもう少し長寿ドラマだからこそのこだわりがあればいいなって思います。脚本を書いている人は毎回違うからこういう買いがあっても仕方ないんだろうな。9話あたりに期待するのが妥当かな。

やむを得ず犯罪に加担している詐欺組織の末端に同情する気持ちが湧いた。

相棒は、最後まで予測できない展開を見せ、最後の最後にやっと誰が犯人で動機は何か…と真相が明らかになる話が多い。今回も、明らかにされた真相により、登場人物の一人と被害者は、互いに互いを思いやっていたのに、少しのすれ違いにより結果悲しい結末になってしまった。気づいた時には、もう和解できる状況になく手遅れで…といった、哀愁誘う切ない展開がこのドラマの醍醐味の一つである。

今回一番感じたのは、組織末端の中には犯罪に望まず加担している人もいて、詐欺で相手を騙す事人生を狂わせる事に罪悪感を感じる人間らしい感情があるのに、それを例えば「話術が巧み」「長けた能力がある」点を利用され、したくもない事をさせられている、そういった末端側のやり場のないやるせなさだった。長けた能力を、本当は人の役に立つ事に使いたいだろうに、と思うとどうにも切なくて、そういう意味で心に残る話だった。