読書感想文が「生活作文」だと言う意図が子どもに通じてない?
少し前にブログを更新する中で、「感想文とは何なのか?」と考えて、読書感想文に関して調べたことがあったのですが、少なくとも、私が子どもの頃には、その課題の「意図」というものを知りませんでした。
私が読んだサイトには、以下のような感じで書かれてました。調べたのが前なので、うろ覚えなので、私なりの理解も混じっています。
- 読書感想文とは生活作文である。
- 生活作文とは、物語や登場人物の行動、感情などから自分の生活を振り返ってかく文章である。
- 振り返った中で、自分の行動や考えに、前向きな影響を持とうとする文章であることが望ましい。
てな感じです。これが面白いか?とか、学校の課題としてふさわしいのか?は別として、義務教育で出される読書感想文の意図は、こんな感じだそうです。あと、本の内容を紹介するような簡単な要約なんかも必要だったように思えいます(うろ覚え)。
例えば?
ざっくりと。ドラえもんを読んだとして、「僕ものび太のようにズルをしようと思うことがあるけれど、ズルをすれば、結果として自分にふりかかってくることが分かったので、ズルはしないで、少しずつでも自分の力で困難にチャレンジしたいです」…とか、言うのが、読書感想文で求められるような文章だったはずです(うろ覚え)。
これが面白いか?とか、学校の課題としてふさわしいのか?は別。
大人も知らない。
読書感想文に取り組んだ時に、課題としての意図が伝わってないので、大人になってから、「読書感想文はつまらん」と思う人が多く出るのでは?と。生活作文というテーマがあれば、添削や採点もされてしかるべきで、「思ったこと書いて何が悪い」じゃあないことがわかります。
むしろ、書くべきルールがあるならば、大人になった今こそ、読書感想文やりたいぐらいです(できたら)。