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エヴァーの呪いにかかってなかった私のシン・エヴァンゲリオン感想「槍の話題がだいたいクソ展開」と「安心な分かりやすさ」。

重い腰のわたしが、公開終了直前の今日、シン・エヴァ見てきました。シン・エヴァンゲリオン感想です。感想を率直に書くと、「面白かったし、もう一回見たい」て感じです。

エヴァーの呪いにかかってなかった私。

最後まで見終わって、「これは面白いけど、私よりも面白いと思う人はいるだろうし、その境地に達している人は、バキバキに批判しそうだな」と思った。私は普通に「面白い」と思った。そして、気づいた。私は、エヴァーの呪いにかかってないんだな、と。隣の空席の隣の女性は、終盤に泣いていた。

きっと、テレビ版から、旧劇場版まで全部観た人が、本当に楽しめて、あるいは批判できるのじゃないか?と思った。

「終劇」と出た瞬間に、イスを蹴り出すガチ勢がいるのじゃないか?と、ドキドキした(いなかった)。以下は、雑感。

槍の話題がだいたいクソ展開。

Qに出てきた槍を抜くとか、刺すとかの話題。パチンコでも採用されていたシーンで、碇シンジが槍を抜いたら大当たりの激アツなんだけど、私は、金保留でその演出が出て外れたことが、パチンコ引退に繋がった。ありがとう、エヴァンゲリオン。

まあ、それは関係ないんだけど、シンにも槍の話題が出てくる。これは、全くの思い込みなんだけど、ロンギヌスの槍とか、槍にまつわるエピソードは、物語を進める中で重要なファクターなんだけど、監督の思い入れは、あんまりないんじゃないかと思った。

それは、全く私の思い込みなのかもしれないけど、槍に関しては全く思い入れを持つことができなくて、登場人物が「槍」と言うのが、もはや、ギャグのように思えてきた。あまつさえ、「槍とかいいから、殴り合いをやってくれ!」とか思った。

多分、DVDとかで何度観ても、槍に関しては、同じことを思い続けそうです。

安心な分かりやすさ。

見る前は、NHKで庵野秀明監督が出演したプロフェッショナルの方が面白いのじゃないか?と思ってましたけど、そこは私が間違っていたようで、映画本編はだいぶ面白かったです。

ただ、一番予想外だったのは、終盤の『分かりやすさ』でした。私は、旧劇場版を観てないから、完全にイメージなんですけど、「ようわからんままに、煙に巻かれて終わるのかな?」と思ってたのですが、丁寧すぎるくらいの終盤でした。おそらく、TV版の最終回も、旧劇場版も通して見た人へのサービス精神なのじゃないか?と思った。特にテレビ版。

映画のネタバレに関する情報には触れないようにしていたけど、「分からないモノを楽しむ風潮が失われている」みたいなインタビューがあったはずで、終盤を見ていて、その記事のことを思い出した。「そういうことか!?」と。たびぶん、早口のセリフを聞き逃したって人以外は、新劇場版がどんな物語だったかは、分かったのじゃないかと思う。

エヴァの呪いにかかってた人は、私が「分かりやす!」と思った部分で、賛否両論だったのじゃないかと思う。名立たるはてなーの感想を全部スルーしてきたから、実際のところは分からん。

ただ、私は面白かったし、あと2、3回見たいなーと思いました。めんどくさに負けずに、映画館まで観に行ってよかったですばい。

余談。

声優さんの気持ちは分からないけど、一番楽しかったのは、宮村優子さん、坂本真綾さんなんじゃないかと思う。緒方恵美さんは、物語の辛気臭い部分を全部引き受けるから、大変だったんじゃないかと思う。

エンディングに関しては、色々な解釈ができそうだけど、私の中で一番気持ちの良いモノを選んでおきます。私は、惣流アスカラングレーのコスプレをやっちゃうくらいに、アスカ派でした。アスカ、好きだったなあ。