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SFの世界観の構築は主人公視点で、触れる世界を描く。物語に必要な設定を考えて小出しにする感じかな。

はじめに。

何年か前にSFの小説を書いてました。それは、以下のブログで途中まで読めます。

エスカレーター・ガールズ試し読み

この作品は、銃夢というマンガの世界観をオマージュした作品でした。

銃夢(GUNNM) 1 (ヤングジャンプコミックス)

自分で書いたSF小説を思い出して、書いてみます。

SFの世界観の構築は主人公視点で、触れる世界を描く。

現実の世界とは違う世界に主人公が暮らしているとして、そこでの生活がある。この小説は、主人公が誰かに話している感じで進むから、際立って異なった点があれば、説明を加える。

  1. 空には町を見下ろすように、宙に浮いた町がある。
  2. 生まれた時に生殖能力を除去されるから、結婚しても子どもは作れない。
  3. 遺伝子サンプルを手に入れるために、定期的に下の町の人間を選ぶ。

などなど。主人公が触れない部分は設定的に用意していても、無理には描かない。

物語に必要な設定を考えて小出しにする。

なぜ、銃夢のクズ鉄町を舞台設定にしたのか?それは、小説を書くために、以下のようなコンセプトがあった。

  1. 「最後に女の子がエスカレーターで昇って終わる」小説賞に投稿した作品だから、ラストに上昇する必要があった。
  2. 最後に主人公が死亡し、救われない話を描きたかった。
  3. 性や道徳、倫理観が壊れたような世界を描きたかった。

というようなことを考えて、3.からクズ鉄町が思い浮かび、「憧れの人々に選ばれるけど、実は、エスカレーターの中で体をバラバラに分解されて死ぬ」という物語をイメージして(銃夢初期のユーゴの話に近い)、世界観とした。

自分の描きたいテーマと、必要な要素がある世界が「世界観」であって、世界観だけを考えることは(あまり)ない。

以下のエントリを読んで考えたことでした。

anond.hatelabo.jp

増田記事にIDコールはできないし、書いた人がブクマすることもないだろう。なお、この小説は推敲を加えて、年末にやる「やみいち行動」という演劇会場で、販売する予定。

第40回やみいち行動 ベルサイユのばらし

京都とか、遠くの人も、見に来ると良いよ。