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はてなブログの『名誉毀損・侮辱の申立』の氾濫の予感。

はじめに。

ここ数日、はてなで話題だったビックカメラガール炎上事件は、既に下火になりつつありますが、連続して次の話題に移行しようとしてます。

  1. ビックカメラではしゃいで炎上。
  2. 批判的言及に対して擁護エントリがいくつか現れる。
  3. 擁護エントリに対する反論、言及記事が現れる。
  4. 擁護エントリを書いていた人が、3.の記事を『名誉毀損・侮辱の申立』を行う。
  5. はてなから、3.の記事を書いた人に連絡が届く。

という感じです。それぞれの段階での記事内容の是非は、このエントリでは触れないことにします。

はてなブログの『名誉毀損・侮辱の申立』に関して。

以下のエントリを読みました。

名誉毀損・侮辱にあたるそうですがどう思いますか - 今日も得る物なしZ


「どう思いますか」に答えてみると、「それぐらいの表現で運営から連絡来ちゃうのか」というのが、正直な感想です。それぐらいの表現とは、kyoumoeさんのエントリから引用すると、以下です。

「よかったね。」「つ鏡」


これらは、申立をした人のエントリを一部引用した後に、添えられてます。インターネット特有の表現ですが、「鏡」に関しては、「その表現はあなたにも言えることだし、今、それをやってますよ」という感じでしょうか。「つ」は、ドラえもんの手だと思っていますが、それが正しいかは知りません。

実際のところ、『名誉毀損・侮辱の申立』の受理から、相手方(この場合はkyoumoeさん)への連絡は、どのような流れでされているか分かりませんが、この事例から想像するだに、少なくともはてな運営は受けた申込に対して、よっぽど極端な場合を除き、「名誉毀損・侮辱の申立ではない」という判定は挟まないのじゃないか?と想像します。そして、だとしたら、恐ろしいものを感じました。

また、「つ鏡」のエントリは順番的には、冒頭で書いた4.の段階だと思うので、申立においては、それまでの経緯は考慮されてない部分も、恐ろしく思いました。

氾濫の予感。

申立や通報に関しては、ややこしい事例ほど、当事者に関わる前に「通報せよ」という意見もあります。以前、某ジャンプの全文転載ブログと著作権侵害の問題で争った時がありましたが、著作権侵害の問題は、著作権保持者以外からの通報は、決定的な効力を持たないようです。

少し話がそれましたが、「すぐに通報」、「すぐに申立」というのが氾濫したら恐ろしく、kyoumoeさんが受けられたそれは、その氾濫を予感しました。実際に、どうなるかは分からないですが、運営が受理したという事実は大きいと思います。

ブログは精神修行じゃあないので、自分が受けたモノを名誉毀損・侮辱として申立することは、絶対的に批判されるものじゃあないと思いますが、既に匿名ダイアリに関しては、名指しエントリは、本人からの申立は受理される仕組みに変わっています。良いか悪いかは別として、特定個人への言及エントリは以前よりも減ったと思われます。

どこで申立をするかは、ブロガー各人によって違うと思います。私個人の考えとしては、「申立」や「通報」は、最後の手段だと思っています。これはプライドのようなものですが。ただ、批判即申立のような方法論が広がらないことを願うばかりです。これは、杞憂かもしれませんが。

名誉毀損・侮辱の申立をすれば、全てが解決するか?と言えば、そうではなくて、その段階に至る頃には、戻ってこないものがあるということは、知っておいた方が良いかもしれません。

おわりに。

はてなブログも、より一般的になってきて、はじめてのブログが「はてな」という人も多いと思います。はてなは、IDコールや言及通知など、知らない人からの連絡も、丁寧に行われる仕組みです。また、はてなにおいては、言及対象に通知しないエアリプライ的な行為をよしとしない考えも、ある程度、共有されていると思います。

初めての炎上がはてなだった場合、その勢いはすさまじいモノがあると思います。はてなブログを新しく初める人には、反道徳的行為とまでは言わなくても、誰かを貶めるような文章には、そこには言及が行われる可能性があり、それが広がれば、多くの人を巻き込んだ状態になりうることは、啓蒙した方が良いと思います。