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アイテルシー(稲岡和佐)打ち切り終了記念!鏡野ヒカルの正体は何だったのか?未完で終わる作品のもったいなさよ…【2021年ジャンプ感想おじさん】

アイテルシー(稲岡和佐)打ち切り終了記念!

「犯罪者のことを愛してしまう」というぶっとんだ女刑事が主人公だったアイテルシーがめちゃくちゃ打ち切りで終わりました。


物語のラスボスと、主人公に起きた過去の誘拐事件の謎などが、終盤も、最終回もまったく触れないままに、ふわっと終わりました。

最終回なんて、宿敵がいることにも触れないで終わった。

鏡野ヒカルの正体は何だったのか?

作品内で分かっているのは、主人公の相生リサを『誘拐させた』犯人。誘拐の実行犯は別にいて、おそらく、他界していると思われる。

その誘拐事件自体は未解決事件となっていて、真犯人と思われる鏡野ヒカルは、警察が捜査している容疑者ではない。

鏡野ヒカルは、全21話の中の4話の時点で登場しているのだけど、事件を仕立て上げて、相生を巻き込みたいようなヤツで、小説家気取りで世界を操るような感じのやつ。

相生の誘拐事件も裏で引いていたようだけど、実行犯との関係性は不明のままに終わった。私は、誘拐の実行犯と鏡野は二重人格じゃないか?と予想していた。『鏡』は、像を映し出す。そこから二重人格を連想させた。

また、最終話の感想では、以下のように書いていた。

他者との関係の中で本当の自分が見えなくなった…という遠藤の犯行理由は、物語のラスボスであった『鏡野』に繋がるモノがあるのじゃないかと思う。ただ、遠藤自身は鏡野とは無関係のようだけど。
アイテルシー21話「n」最終回感想『遠藤アイチ&尾張でめちゃくちゃ打ち切り!マーとかやってる場合じゃなかった(´;ω;`)』あらすじ+22話予想・ジャンプ感想30号2021年【ネタバレ注意】


最終回の中で鏡野の正体が語られることはなかったが、最後の犯人に、鏡野の真相を匂わせる要素があったんじゃないか…と思う。

未完で終わる作品のもったいなさよ…。

どの時点で最終回が決定したのかはわからないけど、私は21話あれば、鏡野の物語も描ききれたのじゃないかと思う。怪盗マー編の途中に終了が決定したのであれば、話数はめちゃくちゃ足りなかったと思う。

未完の作品のもったいなさは、連載終了後に、電子書籍などでの売上が見込みにくい部分だと思う。仮に巻数は少なくても、物語が完結している作品は、読まれるのじゃないかと思うけど、全3巻であっても、一番知りたいことが謎で終わる漫画は、読みたくないのじゃないかと思う。

長い目で見て、打ち切り終了の漫画が、電子書籍などでどのようにセールスされ続けるかは分からないけど、鏡野の話が決着していれば『名作』となりえたのじゃないかと思う。

非常に、もったいない。というか、私は好きだったから、物語の真相が知りたかったよー(´;ω;`)。