【一万円が溶けて行く】パチスロ生活者に必要な胆力と根拠を信じる力、目の前の数字に従う力。

私の弱点は、現金で、特に20スロをした経験の少なさです。貯玉ベースでは勝ってますけど、20スロで遠くの店に行ってみた経験、その時の負債ってのは回収しきってないかもしれません。

もしも、本当にパチスロ生活者を目指すなら、勝てる日に千円50枚でメダルを借りる行為になれないといけません。

一万円が溶けていく恐怖。

つい先日、数値と根拠のそこそこあるマイジャグラーを現金で打ってきました。2万円くらいは使おうと思ったのですが、一万円溶けた時に、本当に今日は設定を使っているのか？という気持ちになりました。

不安から生まれる感情は、ブレることが多いわけです。この日に限っては、被害を最小限にできましたが、本当はメダルを借りる前に決めておく覚悟です。

前日のジャグラー全台合算とブドウ確率を根拠に打ち出す。

普段は、現金で極力パチスロをしない私が、なぜ、現金でパチスロをしたのか？と言えば、長期間（1年くらい）集めているパチスロデータです。

日ごとの合算（平均設定と店側の収支を予測できる）を見ていて、合算が悪すぎる日の翌日や翌々日は、設定が甘くなる傾向にあります。

マイジャグラー3、4の全台の合算が1/170以下という日が二連続で続いてました。それは、24日、25日だったので、ぐわっと回収が行われたのかもしれません。

26日の夕方時点のデータを見ていると、合算が良くなっているので、設定が甘くなったと推測できます。そして、私が選んだ台は、位置もよく（突発的に設定のアゲが行われる？）、グラフからのブドウ合算も良かったです。

それらが打ち出した根拠です。

眼の前のマイジャグラーは4なのか、5なのか？

貯玉50枚と一万円が溶けた時に、最初のボーナスが当たりました、そこからジャグ連して、700枚程度になったので、持ちメダルを使い切ったとしたら、そこで進退を決めようと思ってました。

しかし、思ったよりも一万円のプレッシャーは重くて、負けすぎないラインで終わりました。目の前のジャグラーは、合算は設定5に近似しているが、今日この日に5は使うのか？

4は打たない、5以上を狙うと決めているなら、打ち出す前に判断すべきです。数値じゃなくて、根拠。打っている間に根拠の部分がゆらぎました。2日連続回収が行われたけど、やはり、頭の中には「コロナ」の三文字が思い浮かびます。

根拠を疑ったから、負けすぎないラインでやめましたが、その根拠の疑いが絶対的に正しい訳じゃありません。

高設定挙動のファンキージャグラーをスルー。

私がやめを決めた頃に、爆発的に出ていたファンキージャグラーが空き台になってました。ただ、ノーマルタイプの特性上、一気に1000枚ぐらい増えても、1000枚凹むこともあります。

別の機種ですが、ゴーゴージャグラーという台は、2000枚プラスになった後、一気にマイナスに転じているグラフとかもあります。

「今日、設定が使われたとしても4だろう。4だと、ファンキージャグラーは、マイジャグラーよりもつらい」という結論を得て、合算だけで飛びつくなら、美味しい台をスルーしました。

結果論ですが、そのファンキージャグラーは、終日プラスで終わってました。ただし、私が打ったとして同じ結果になっていたかは分かりません。

根拠を信じる力と眼の前の数字も信じる力。

ジャグラーの大当たり合算的に、壮絶なヒキ悪が続出したとか、設定とか不問で外れ台をムキになって回しまくったり、当り台が不発だったにしても、合算が1/160くらいを下回った日の翌日ぐらいには、設定のアゲが行われます。1/170の日が二連続というのは、わりと異常事態です。給料日を狙った感じでしょうか。コロナの影響でしょうか。

手ひどい回収の後は、解放が行われる。そして、その解放をデーターから推測して、ブドウ確率などを逆算して、根拠を補強する。ただ、マイジャグラーのブドウ合算が仮に1/5.9だとしても、それはすなわち設定6とは限りません。設定は人が入れるので、「こういう時は6入れる」という確かな根拠がないと、数値だけでは判断できません。

私は、ブドウ確率に左右されすぎている気がします。6.3から6.0くらいの分母の確率のブレの体験値が少ないのかもしれません。

そして、「今日は高設定を使っているのじゃないか？」という根拠が揺らいだ時に、目の前の数字に飛び込んで見る胆力も必要なのじゃないか？と思いました。凹み台を狙うようなオカルトよりは、多少は理論的です。