感想一言。病院に行くべき。
時々視聴した感想。
毎回見ていた訳じゃあないけど、家族が見ているもんで、時々、見てました。
途中、途中見ていた感想は「面白いけど、次回を見たいと思わない」とか、「なんでテレビを見ていて、こんな暗い気持ちにならないといけないのか」、「星名は完全に病気。プロに任せるべき」…なんてことを考えた。
面白いっちゃあ面白いけど、主人公が辱めを受ける様子が、見ていて、つらみ。以前、議論になったと思うけど、アニメとかで、授業中に緊張してどもっちゃって、クラスメイツに笑われる…なんてシーンが苦手、なんて意見があったけど、「きみ心」は、毎回がそうだったと思う。
どんな気持ちで見ていいのか分からん。
ドラマ「きみが心に棲みついた」最終回。
途中から見た。
はたして、主人公は星名の呪縛から逃れて、幸せになるのか?あるいは、生い立ちがややこしい、救いはあるのか?そんなことは、気になっていた。
以下、感想を列挙。
- 練炭で、とある成人漫画家の伝説的作品を連想したけど、ここに書くのは憚れるっくす。
- 心の病気の人間に、素人が救おうとしているあたりが、そもそもの悲劇。
- 一酸化炭素充満していると思われるところで、意識の覚醒を促すのではなくて、1秒でも早く担ぎ出すべき。
- ラストシーンが気色悪い。後味が悪い。
漫画原作が、どのように終わっているかは分からないけど、じわっと嫌な気持ちになった。
『専門家の力を借りるべき』。
途中、途中と最終回を見ていて思ったこと。とにかく、星名に対して、主人公が対峙しようとしているのが、色んなことの根源だと思う。
マンガで読んだら印象が違うのかもしれないけど、会社の同僚とか、意図的に人を傷つけようとする星名。母親との関係とか、考慮すべき事情はあるのだろうけど、もう、完全にサイコパス。壮絶な過去回想とかあった。
そんな星名に、懸命に向かい合う主人公が、ドラマチックなのかもしれないけど、とにかく「関わるな」、「プロに任せるべき」としか思わなかった。
共依存なんて言葉も思い浮かんだけど、ヤバい人間につきまとわれた時、過去の縁を断ちたい時に、一人で何とかしようとするのは危険だと思った。
もしかしたら、星名じゃあなくても、主人公がカウンセリングを受けたら、なにか変わったのかもしれんね。※全話観た訳じゃあないので、カウンセリングシーンとか、専門家が関わる話などがあったら、すまみそん。
余談。
ムロツヨシさんの演じる、漫画家・スズキ次郎の最終回のシーンは、とても良かった。掛け値なしに感動できた。彼も物語の中にはいたけど、陰鬱な話の中で、一つの清涼剤だったのかもしれんね。