大学院卒ニート、しやわせになりたい。

働かないで、アフィリエイトとか、ユーチューバーで幸せになりたいです。

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ねこらだけがいない街。

ID非表示リストに登録すると、逆に忘れられなくなる現象。

はてなブックマークを使っていて、できるだけ、ブクマ個別画面を見るのはやめよう、時間の無駄だと思っていても、ついついと、見てしまう時があります。それは懇意にしている……というより、一方的にでも【愛】しているような、アカウントのコメントが知りたい時もあるし、どんなジョークなのか、ふーむなのか、そういうのも気になる時があるのです。

不思議なモノで、嫌いなはずのアカウント、おそらく相手も自分のことを嫌っているであろうアカウントであっても、ついつい、ブクマ記入画面とか、個別画面とかで、小さいアイコンで並んでいるミニアイコンにマウスオーバーして、コメントを確認して、ほっとするような安堵の気持ちを得るのです。

それは、きっと、なんだかんだあっても、非表示リストに登録しないからできることで、私のコンディションが全くもって悪かった時に、発作的に(ほっさてきと書く時に、フォッサマグナという言葉を連想するのは私だけだろうか)、非表示リストに登録した人は、登録したことを覚えていても、知らない間に記憶の中で芦田愛菜……じゃなくて、風化しているのも、ふと気づくこともあります。

ねこらだけがいない街。

かなり重大な事件で、繊細な問題で、自分もブコメしていて、他の人のブコメが気になって、それらを見ていると、IDコールがされていて、そのIDは、私が数年前に非表示リストに登録した人だった。

きっと、その人は私のことを嫌いじゃあないだろうし、私に何か具体的な攻撃【手斧】を受けたワケじゃあないけど、Hatenaを使い始めた頃に、ブコメとかを眺めていて……表現するのが難しいし、的確な表現じゃあないのかもしれないが、【魂が穢れる】みたいな発作的瞬間的拒否感から非表示リストに登録したのだと思う。

コールされていた理由が気になって、ログアウトして、ブクマ個別画面を眺めてみた。それがよくなかったのかもしれなし、それが、こんな文章を書く動機になったと言える。確かに、ひどいとも言える内容だったが、私が自分の魂を守るためにフォッサマグナ的に非表示リストに登録した時のような慟哭(それがどのようなものだったかは覚えてないのだが)、感じなかった。

ただ、私の中に、そのIDに対する感慨がわかなかった。Hatenaアカウントなんて、どれだけ長年見ていても、会うことのない他人である。しかし、インターネッツ上でのテキストであったとしても、なんらかの【情】が生まれるのは、確かだと思う。

私が、非表示リストに入れてから、何年経過したかは分からないが、その時間はすこっと、全くの空白であり、その間に、少なくとも私の中には何も育たなかったという事実は、胸をほんの少しだけちくりとした。

……だけがいない街。最近は、非表示リストに誰を登録していたかは、確認していない。