ブレンディのCMの牛の擬人化。
現在、人気中の以下のエントリを読みました。
牛を擬人化していて、食肉になる牛の下りは、ショッキングだなーと思いつつ、特に、なんとも思わなかった。
残酷だとは思わないし、ショッキングではあるけど、もっとエグい作品を読んだことあるから。それを紹介するエントリ。
あの藤子・F・不二雄先生の短篇集に収録されております。
あらすじをWikipediaから紹介。
宇宙船の事故で地球によく似た惑星に緊急着陸した主人公は、その星でミノアという美しい少女に救出される。その星は、地球でいうところの「牛」にそっくりな種族が支配する世界で、彼らは地球でいうところの「人間」にそっくりな種族を家畜として育てていた。
ミノタウロスの皿 - Wikipedia
ちなみに引用部の先にオチまで書いてあるので、読んだことない人は、注意ですな。興味があったら、買って読んだ方がええ。画像をクリックしたら、Amazonに行きますので。
アニメ化もされているらしい。
…あんな内容をアニメで見たら、発狂するわ!怖くてみれんわ!でも、きっと、おもしろいのだろうなあ…。
追記。
少しだけ、元CMの話題に触れておくと。しいていうなら、乳牛、肉牛、闘牛という牛の進路に貴賤を感じさせる問題は、好ましくないかもしれない。進路先が肉牛なんて、牛として名誉じゃない?と思ったけど、牛の学校の設定的に、肉牛以外の牛を育てている感じなんかなー。
擬人化した上で、人間の仕事における貴賤意識を想起させるってのは、気持ちのよいものではないかも知れない。
ただ、CMではあれ、映像作品として考えた時に、ミノタウロスの皿の方が、もっとグサっとくる。まあ、こういうのは勝ち負けじゃあないですが。