大学院の留年が決まって、教授が家に乗り込んできたり、自殺未遂(未遂未遂ぐらい)騒ぎを起こして鬱真っただ中だったオレに、こんなにも可愛い嫁ができるなんて。人生変わったワロタ。
とりま、当時のスペック。
オレ。
- 23歳:大学院生
- 死にたい。
- 趣味:インターネット。
当時の嫁。
- 20歳:学部生。
- 笑うと可愛い。
- 趣味:ヘイトスピーチ。
学校も焼きはらおうと思うくらいに、鬱・真っただ中だったオレを、カタギの世界に引き戻してくれた。天使。まさに天使。
生きる希望ってのは、本当に些細なところから生まれるのだと思う。お互いの趣味の相性が良かったのもあるかもしんない。嫁は、サークルで同じだった後輩だけど、院の留年が決まったオレに、話しかけてくれた。そこから、お互いの趣味を深め合うというか、理解しあう感じで、交際に発展して、結婚に至った訳だ。
本当に当時のオレと来たら「修士論文 できない」とか「修士論文 留年」とか、そんな検索キーワードをGoogleに打ち込むばかりの、鬱々とした日々を過ごしていたけど、気晴らしっていうのかな?好きなことに打ち込んでいる時や、嫁と一緒に行動している時は、修士論文で悩んでいることとか、全部ちっぽけに思えた。まあ、それなりにそれっぽいことをやって、大学院は出たって感じ。
その後は、院でやったこととは全然違うことをして、普通に結婚して、普通に子供が出来て、今に至る感じ。子供超可愛い。お風呂とか楽しい。新しい扉を開きそう。
子供ができたら人生2周目とか言うけれど、子供達も、この美しい国で、健やかに育って欲しい。