いよいよ明日が投票日！‏選挙に行こう！民主主義というのは我々が主役なのだ。政治家が主役なのではない（乱れ蝙蝠からの寄稿）

はじめに（ナカノ実験室）。

今回も友人の乱れ蝙蝠からの寄稿です。どうも一つ前の寄稿で伝わってなかったですが、私yarukimedesuはナカノ実験室で、『乱れ蝙蝠』は私の友人のハンドルネームです。投票日の12月14日は乱れ蝙蝠の誕生です。私の誕生日は11月12日です。

そして、以下からが乱れ蝙蝠が私にメールで送ってきた文章です。

いよいよ明日が投票日！（乱れ蝙蝠）

私は毎週、テレビ朝日の

「報道ステーション」

を見ている。ちょっと前にゲストとして、アフリカで現地の住人と一緒に会社を経営している日本人の男性が出演していたが、司会の古舘氏に、解散総選挙について聞かれた時に

「素晴らしい」

と答えていた。私はそれを聞いて

「なんで素晴らしいんだ。ふざけた解散じゃないか。」

と思った。司会の古舘氏も何が素晴らしいか理解出来なかったみたいで、きょとんとしていたが、その男性の真意は、

「アフリカは独裁政権が等が多く、国民がまともに投票権を持っていない国が多い。だから、国民一人一人がちゃんと自分の意見を票に託す事が出来る日本は素晴らしい。」

という事だったのだ。私は非常に感心した訳だが・・・

残念ながら日本ではそのせっかくの権利を放棄する人が多い。非常に残念な事だ。

「私が一票入れたところで何も変わらない」

とか

「政治に興味が無い」

といった理由が考えられるが、そりゃあ、あなたが一票入れなかったら何も変わらないわなと。それに、選挙に行かないという事は今の政権に全てを委任、丸投げする事になるがいいのだろうか。後で

「そんなはずじゃなかった」

と言っても遅い。

だいたい民主主義というのは我々が主役なのだ。政治家が主役なのではない。今、日本が抱えている問題だって誰かがどうにかしてくれる訳じゃなくて、みんなが考えていかなければならないのだ。どうも日本は民主主義の形だけ採用しているだけで、精神が根付いてないように見える。安倍首相も悲しいかな民主主義というのがわかっていないように思える。あの人は、

「国民に選ばれたら俺が最高責任者なんだから何やってもいい」

と思っている節がある。国民の多くが反対しているのに原発再稼動だの集団的自衛権だの決められるのもその為だろう。「丁寧な説明をする」と安倍首相はよく言うが、いつその丁寧な説明が聞けるのだろうか。だいたい、「丁寧な説明をする」
というと聞こえはいいが、要するに

「国民がバカで勘違いしているみたいだから、よーく説明してやるよ」

と言ってるようなもんだ。自分達がおかしな方向に向かっているとはつゆにも思わぬ。国民をバカにしている。ＣＭで連呼している

「この道しか無い」

やお得意の

「美しい国」だの
「日本を取り戻す」

だの、

「立派な事を言っているように聞こえるが、実は中身空っぽな人選手権」
とかあったら安倍首相が断トツ1位だろう。

師走の忙しい時期に解散をぶつけてきたのも、低投票率を見越しての事ではあるまいか。投票率が低いと、組織からの票が集まる自民党、公明党が有利になる。
しかし、国民がバカにされるのも、ここまで投票率が低いとむべなるかなという気もする。

今回の総選挙はいわば国民に喧嘩を売ってきたようなもんだ。売られた喧嘩は勝ってやろうじゃないか。日本人は怒るのが、怒り続けるのが下手だと思うが、今回の選挙では怒りを政権にぶつけなければならない。

エラソーな事を言っているが、私だって国会中継を毎日見たりしている訳でも無いし、そんなに政治に詳しい訳でもない。しかし、とりあえず1票入れて自分の存在を主張する事が大事なのだ。投票する事自体に意味がある。だから白紙投票でも構わない。