大学院卒ニート、しやわせになりたい。

働かないで、アフィリエイトとか、ユーチューバーで幸せになりたいです。

スポンサーリンク

ナルトの海外画バレの翻訳&全文ネタバレは著作権侵害、犯罪者として逮捕の夢をみるか?

ジャンプ漫画の多くが情報流出の結果、発売日前に全文ネタバレしています。人気作品ほど多く、ナルトやワンピースで顕著です。利用者が知的なイメージのある『はてな』ですが、そのようなブログを1個ウォッチしています。

なお、この記事では、そのブログへのハイパーリンクは作りません。公開批判をするなら、相手先に直接コメントする方が良いと思ったからです。

そのブログは、ナルトの発売前の海外翻訳全文ネタバレを売りにしているブログですが、問題点を整理してみます。

  • 発売前に内容が全て分かる(7月7日発売号は4日前にネタバレ記事が作成されてました)。
  • 著作権侵害の疑いがある。

という感じです。しかし、疑問なのは…。

  1. マンガを文章化することが著作権の侵害なるのか?
  2. 海外でのネタバレの翻訳なので言い回し等が変わっている(『だってばよ』があったりなかったり)
  3. 発売日前のネタバレは犯罪なのか?

という部分です。「犯罪です」の一言な気もしますが、少しずつ調べてみました。

マンガを文章化することが著作権の侵害なるのか?

翻案権の侵害に該当するのじゃないか?と思いました。以下は(つっこまれるかも知れないけど)ウィキペディアからの引用です。

翻案の例としては、小説を映画化やゲーム化する行為、一話完結形式の漫画の連載において同一のキャラクターを用いて新たな続編を創作する行為などが挙げられる。翻案権は独占排他権であるから、翻案権者に無断で著作物を翻案する行為は、原則として翻案権の侵害となる。

翻案権 - Wikipedia

映画化、ゲーム化などは商業ベースのイメージがありますが、マンガのノベライズ化もされている昨今を考えると、マンガの台詞を複写し、行動を文字に起こす行為は小説化と解釈できそうです。そう考えると、翻案権の侵害にあたりそうです。

海外でのネタバレの翻訳。

言い回し等が変わっているので、日本で発売されたジャンプの内容と翻訳の課程で差異が生まれております。7月3日に作成された記事は、ナルトの683話でしたが、黒ゼツというキャラの台詞が日本語原文では『反射神経』と表現されているのが、ネタバレ記事では『反応』になってました。これぐらいの差異があります。

つまり、日本語の雑誌を複写した訳じゃあない。英語版のネタバレを翻訳すると別物では?と考えられそうですが、著作権の範囲には以下の様なモノも含まれます。以下もウィキペディアからの引用です。

著作物の翻訳、編曲、翻案等により、2次的著作物を作成する行為(28条)

著作権侵害 - Wikipedia

英語版の海外ネタバレの出どころが分からないですが、仮に英語版ジャンプのネタバレだとしたら、勝手に翻訳する行為も著作権侵害になります。そもそも、流出している英語版のネタバレが勝手に翻訳されている可能性はあります。

発売日前のネタバレは犯罪なのか?

著作権侵害というくくりみたいですが、逮捕に至った実例がありました。ジャンプじゃあなくて、芸能週刊誌の例です。

つまり、極端に考えると、題材は違いますが、ブログにアップしている人は、発覚してないから、逮捕されてないとも言えるでしょう。

おわり。

私が打てば響く影響力ありまくりのブロガーだったら、このような記事を書いて警鐘を鳴らすことも出来ますが、ひっそりとステルスシンフォニーしておきます。

ただ、先日書いていた記事で以下のように書いてました。

おそらく「はてな」は通報主義。 迷惑行為や誹謗中傷行為は禁止事項になってますが、おそらくですが、自発的なパトロールはされてないと思います。

増田に粘着されたら反撃せず「はてな」に連絡してアカウントを削除してもらってはどうだろう。 - 団劇スデメキルヤ伝外超

著作権侵害というのは、著作権保有者が親告することで成立する犯罪です。なので、この記事で書いた海外画バレ翻訳全文ネタバレが掲載されていても、親告がないと「はてな」は動く必要はないのかも知れません。

同じはてなブログなので、通報じゃあなくて、ブロガーに働きかけてみようと思います。しかし、実際に集英社からの訴えがあるかないかは別として、著作権侵害的にグレー(真っ黒?)な記事が、放置されている現状には、憤りを感じています。

発売日前のネタバレなんて、発売日になれば無価値で。マンガの内容は買えば分かる。買うのが嫌でも、喫茶店とか床屋とか、いろんなところにジャンプはある。全文ネタバレなど、マンガ愛からかけはなれた行為が撲滅されることを願って。