以下の記事を読みマンガ。
- 木星在住
- ブッコメーク[マンガ][インターネット]第2話。とある出版社、グッジョブ。清掃員が悪漢すぎる気がするのだけど、どうなのだろうか。あとで、ブログに感想を書こう(できたら)。
一度話題になったページが、続いてはてブがいっぱいつくのは難しい。もしも、第1話を読んでいた人が、2話を読んでなくて、このブログ記事を読んだなら、2話を読んでみて下さい(うすい確率。面白かったです(´;ω;`)。
以下から感想。面白くて一気に読んだ…というのは大前提で、主にツッコミを書いてみます。
まずは列挙。
- 台詞がテーマに支配されている。
- 清掃員の存在が不思議。
- 人形を回収できたら何をしても良いのか?
- 案外、中世&魔術世界くらいの方がしっくりきそう。
そして、詳細に。
台詞がテーマに支配されている。
各キャラクターが話していることは、設定とかテーマに直結している感じですが、女子中学生や、現場で働く公務員が話すにしては、随分と思想化されているような。
ただ巻き込まれている人もいるけど、機械人形に赤紙を送っている理由等々は、政治家とか、大学の先生が語った方が良さそう。
清掃員の存在が不思議。
こんな素行が悪い人が公務員をやっている方が、機械人形が存在しているよりもヤバイ気がする。そして、そこそこテーマに関わることを話す。思想とか、世相とか関係なしに、ただ壊す人の方がしっくりきそう。
人形を回収できたら何をしても良いのか?
持ち主の気持ちを考えない。居留守を使われたらドアを破壊する。勝手に入る…等々。刑事ドラマなどでは、捜査令状を使って、大家さんに鍵を借りたいするけど…。
持ち主の気持ちを考えると、文官タイプの公務員が同行するくらいの配慮があっても良さそう。
案外、中世&魔術世界くらいの方がしっくりきそう。
現代のちょっと先の近未来の設定だけど、魔女狩り等々が横行していた中世の世界。そもそも人権意識がなかった頃の設定の方が、疑いなく読めそうに思いました。まあ、そうなるとナナミちゃんは魔法で動くことになりそうですが…。
おわり。
記事のラストにありましたが、とある出版社(どこだろう(´・ω・`))から、単行本化の依頼があったみたいなので、近い間にコミックスの形で読めるかも知れませんね。
余談。
人の気持ちよりも苛烈な制度が暴走した社会に関するツッコミを書いてましたが、以下の小説で似たようなことを書いてました。
この小説で、人間の生きる年齢を60年に制限するのは、環境問題や、医療費の問題等々がメーンなのですが…『機械人形ナナミちゃん』の背景が、少子高齢化、晩婚化とされているあたり、自分が書いたことを思い出すと、何かシックリときました。
…まあ、自分が小説を書いていた時に、ムチャな政治設定だけど「これでいい」と思ってましたが、ふがふが。