大学院卒ニート、しやわせになりたい。

働かないで、アフィリエイトとか、ユーチューバーで幸せになりたいです。

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「滅私奉公。私は会社に尽くした人生でした。」「文句なしの天国行きじゃ。」※神様はロリ幼女です。

「つまらない人生と思われるかも知れませんが。竜頭蛇尾なんて言葉がありますが、龍の頭になれなくても、尾になりたい。尾じゃなくても、もしも竜に足が沢山あるならば、その脇腹の足になりたい。輝くような功績を出した訳ではなく、ただ、不平を言わず……滅私奉公。私は会社に尽くした人生でした。」

「よろしい。文句なしの天国行きじゃ。」

※神様はロリ幼女です。

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「本当ですか、ありがとうございます。」

「うん。お主はなかなか優秀じゃ。最近の天国行きの中では飛び抜けて優秀じゃ。」

「ありがとうございます。」

「これより表彰する。心して聞くがよい。」

「はい。」

「うむ。貴殿は、会社に滅私奉公したので、ここに表彰する。お主は、生涯を通して会社に尽くした。月の平均サービス残業時間は30時間。年にして360時間。職業人生38年を通したサービス残業時間は約1万4000時間。京都府の最低賃金で換算すると約1082万2000円、また、これは日数にすると約583日間にあたる。素晴らしい。天国に行ったあかつきは、係長職からのスタートを約束しよう。」

「ちょっとまってください。天国でも仕事、あるんですか?」

「当然じゃ。労働は美しいぞ。」

「は、はあ。もしかして、私の同僚や、私の仕えた社長も同じ会社に。」

「同僚は同じ会社におるかもだが、社長は違うぞ。」

「もしかして地獄行きだったんですか?」

「なんじゃ、急に目を輝かせおって。やつは極楽行きじゃ。」

「極楽?」

「そうじゃ。やつは電卓が破裂するくらいに残業させたからのう。天国では収まりきらん。」

「天国と極楽って何が違うんですか。」

「極楽は天国の10倍じゃ。」

「10倍?」

「うむ。もう働かんでいい。」

「…。」

「ちょっと無駄話がすぎたな。いかんいかん。前の通りから天国行きのバスが出ておるから、それに乗って…。」

「…あびゃ。」

「あびゃ?」

「…あびゃ、あびゃびゃびゃびゃやびゃびゃ!あびゃー!」

「!?」

「あびゃー!あびゃー!金よこせ!金よこせ!金よこせ!あびゃ!あびゃびゃ!あびゃびゃ!」

「いかん!発狂しおった!」

「金をよこせ!金をよこせ!金!金!金!」

「医者じゃ!医者を呼んでやれ!」

「あびゃびゃ!あびゃー!いっそ地獄に落とせ!あびゃ!あびゃ!」