俺の中学校がテロリストに占拠されたのはどう考えてもテロリストが悪い！第79話。
トイレの中で、この街の歴史と自分の内面を見つめ返していた吉田山マサルだったが、ついに覚悟を決めた。目の前で謎の発光を続けていた、大覚寺マサ美と、とりあえずコンタクトをとってみよう。
あれだけ、発光していたのだから、きっと何か超自然的な、神秘的な力に目覚めたのに違いない。意を決したマサルは、トイレの奥から「うぉぉぉ！」と雄叫びをあげながら、校舎B地区を疾走した。そして、マサルは自動小銃MS9を乱射した。マサ美以外全員死んだ。そう思った。
しかし、そこに起きていることは、想像とは全然違った。マサルは、MS9を乱射したと思ったが、それは、知らない間に、真魚鰹に入れ替わっていたみたい。
「分かる？どうやら私の力みたい。」
マサ美は言う。
「分からない！分からないよ！」
そりゃそうだ。マサルは、狼狽えてしまった。
その頃、校舎内３階B地区のトイレの中で寝ていた逆水平マサコは目を覚ましていた。階下で銃撃音がした気がしたが、それは、聞き違いだった。ずっとここに隠れている訳にはいかない。マサコは、廊下に出てみた。そこには…！！
